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ナポリ大会、コートやスケジュールで大問題。ダニエルやベレッティーニら選手は楽しんでいる?

ダニエル太郎

今週、日本からは世界ランキング95位のダニエル太郎(日本/エイブル)や、元世界6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)らが参加して開催されている「ATP250 ナポリ」(イタリア・ナポリ/10月17日~10月23日/ハードコート)。予選の段階から様々な問題で選手から不満の声が上がる一方で、選手たちは風光明媚で食事の美味しいナポリの街を楽しんでいる様子もうかがえる。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなどが報じている。

もともとここで開催されるのはクレーコートの下部大会であったが、新型コロナウイルスの感染状況により中国での複数の大会が中止となったことに伴い、今年に限っていくつかの大会がATP250レベルに格上げされた、その中の一つだった。前週には同じイタリアのフィレンツェで同様に格上げされた大会が開催されて好評価を得ていたが、ナポリではそううまくいっていないようだ。

まず予選の段階で、選手らからコートのサーフェスがガタガタで試合ができないと苦情が殺到。大会側がコートを整備しなおし、予選は別の場所で行われ、本戦開始は1日遅れた。だが本戦スタートとなった火曜日、夕方以降の試合では海からの湿気の多い風の影響でコート表面がびちょびちょに。試合の続行は不可能でスケジュールはさらに遅れ、木曜日には複数の選手が1回戦と2回戦を同日に戦うことになった。

また一部の選手は宿泊していたホテルから一度移動させられ、次のホテルでも移動するようにと、試合中に連絡が入った。選手や家族らが試合後にホテルに戻ってみると、彼らの荷物は適当にまとめられてロビーに出されていたというのだ。被害にあった選手の一人が荷物の様子を撮影してSNSに投稿。「チャレンジャー大会でもこんなひどい扱いを受けたことはない」と憤りを綴った。

それでもダニエルは「この混乱」を楽しんだり、第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)とレストランでナポリ独特の揚げピザの作り方を習ったり、それなりに楽しく過ごしているようだ。その前向きさが良かったのか、初戦では世界59位のペドロ・マルチネス(スペイン)に、2回戦では世界57位のペドロ・カチン(アルゼンチン)にストレートで勝利し、4月の「ATP250 ベオグラード」以来となるベスト8に進出。本日準々決勝で第2シードのベレッティーニと対戦予定だ。

そのベレッティーニは自国のサッカーレジェンドであるファビオ・カンナヴァーロと会ったり、世界37位のセバスチャン・バエス(アルゼンチン)はこちらも祖国のサッカーレジェンドであるディエゴ・マラドーナの壁画などを街でみつけたり、それぞれに楽しく過ごしている様子がSNSでうかがえた。

同時に開催されている「ATP250 アントワープ」(ベルギー・アントワープ/10月17日~10月23日/室内ハードコート)では、第8シードとして出場している世界39位の西岡良仁(日本/ミキハウス)がベスト8に進出。本日準々決勝で世界36位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)と対戦予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はダニエル太郎
ロイター/アフロ

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