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21歳のテニス選手が長引くコロナ疾患のため引退へ

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21歳のプロ選手タニーシャ・ディサーナーヤカ(イギリス)が現役引退を表明し、テニス界にショックを与えた。その理由は昨年7月に新型コロナウイルスに感染し、現在に至るまでひどい症状が続いているためだった。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じた。

ディサーナーヤカは主に下部大会であるITF(国際テニス連盟)大会に出場しており、シングルスのキャリアハイランキングは2020年3月に達成した1056位。ダブルスでは2019年8月に到達した1068位だった。

テニスをしていた頃の写真や動画をInstagramに投稿したディサーナーヤカは、1年以上も体調の優れない日が続き、次へ進む時だとして引退を表明した。

「一つのスポーツ、16年間、21の国、数えきれない思い出。人生最高の16年間が終わった。私を今の私に育ててくれたスポーツ。このクレージーな旅を、できることなら私はまた繰り返すでしょうけれど、1年以上も病気のまま、もう前へ進む時。これまでで一番難しい決断で、それを受け入れることはさらに難しかった」

「テニスのない人生をまだ知らないけれど、テニスは本当にたくさんのことを教えてくれたから、この先も素晴らしいことがあるとわかっている。ずっと支えてくれたみんなには感謝してもしきれない!最高の人々と最高の思い出をつくって、世界中のどんなものとだって交換なんかしない!愛するテニス、でもこれでさようなら」

ディサーナーヤカは今年3月に英Sky Sportsのインタビューでコロナによる困難を語っていた。

「どんどん悪くなっているみたい。今年に入って、ほとんどベッドで寝たきり。今日のインタビューのために午前中はまったく何もせず、昨日もほとんど何もしなかった。先日友人が訪ねてきてくれた後は、5日間休まなければならなかった」

昨年の6月にディサーナーヤカはギリシャで行われたITF大会に出場し、シングルスでは1回戦で敗退したが、ダブルスではベスト8に進出。それが彼女が出場した最後の大会となった。

実はイギリスの女子テニス選手でもう一人、長くコロナの疾患に苦しんだ選手がいた。24歳のマイア・ラムスデン(イギリス)は、2020年10月に発病し最初は軽症だったのに、数週間後から重い症状が出始めた。

「何ヶ月も寝たきりだった。最初の半年は特にきつかった。いろんな検査を受けたけれど何もわからず、治療法も薬もまったくなかった。何度もコートに戻ろうと焦って、そのたびに余計に症状を悪化させた。いつ良くなるかという予測もまったく立たなかった」

幸いラムスデンはコートに立てるまでに回復し、今年5月に公式戦に復帰。7月にはITF大会で予選から決勝まで7試合を戦い抜き、準優勝を果たすまでになった。

だがディサーナーヤカの運命はもっと厳しいものだった。

「多くの人はもうコロナのことを忘れているみたい。でも健康で元気だった人がこんなにひどい状態になってしまうこともある。だから手洗いやマスクを忘れないで欲しい…5日間の隔離だって。人生の2年間を棒に振る可能性を考えれば、5日間はなんでもないわ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はイメージ
(Photo by Onur Coban/Anadolu Agency via Getty Images)

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