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元グランドスラム王者が心臓発作に襲われる

「デビスカップ」でのウッドブリッジ

元グランドスラム王者のトッド・ウッドブリッジ(オーストラリア)が心臓発作に襲われたことを明かした。豪スポーツメディア Fox Sports Australiaなど複数のメディアが報じている。

1990年代から2000年代前半にかけて活躍したウッドブリッジは、ダブルスの名手としてグランドスラムの男子ダブルスで16回、混合ダブルスで6回優勝し、83個のダブルスタイトルを獲得。1992年にはダブルス世界ランキング1位に到達した。大半の功績はマーク・ウッドフォード(オーストラリア)とのペアで成し遂げたもので、二人は“ウッディーズ”の愛称で親しまれた。2010年に彼らはそろって国際テニスの殿堂入りを果たしている。

ウッドブリッジは2005年に現役を引退した後、グランドスラムの中継をはじめ、幅広くコメンテーターとして活動してきた。現在51歳のウッドブリッジは今月初旬に軽い心臓発作に襲われたことを明かし、日課にしている運動中に何の前触れもなく起きたと話している。

「運動をしていたら突然胸が痛くなって、汗が出てきて気分が悪くなり、Googleで調べると出てくるあらゆる症状に見舞われた。あとになって軽い心臓発作だったことがわかって、ちょっとショックだったよ」

「私は活動的で食事にも気を遣っているし、身体に良いとされることはなんでも取り入れていて、さらにそれらすべてを楽しんでいる。そのように健康的なライフスタイルを送っていると思っていた自分が発作を起こしたことを、まだ受け入れられない。自分のことをしっかりケアするようにという警鐘だと捉えている。私に起こるということは、誰にでも起こりうるということだ」

健康が自慢のウッドブリッジだが、家族の病歴から発作のリスクはあったと明かしている。「私は遺伝的にコレステロールの問題を抱える可能性が高く、それは心臓発作の主な原因でもあった。父親のコレステロール問題はかなり深刻で、私もそれを受け継いでいる。兄は二人とも50代で亡くなった」

現在ウッドブリッジは発作から回復したものの、無理をしないようにしている。軽い発作で済んだ自分は幸運だと考え、薬による治療と定期的な経過観察を続ける予定だという。今回の発作をきっかけに主治医に定期的に診てもらうことを誓ったウッドブリッジは、すべてのオーストラリア人男性にも同じことをするよう勧めている。

「ロックダウン以降、ここ数年にわたって健康診断を受けていない人はぜひ受けてほしい。ちゃんと自分のことを気遣っていないとリスクを冒すことになる。僕自身は忙しいのを理由についつい検査を遅らせてしまったけど、その予定を先延ばしにしないことをお勧めするよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「デビスカップ」でのウッドブリッジ
(Photo by Mark Metcalfe/Getty Images)

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