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16ヶ月で5人…ラドゥカヌが7月から組んだロシア人コーチとも離別

「全米オープン」でのラドゥカヌ

元全米女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が7月から組んでいたコーチのドミトリー・ツルスノフ(ロシア)と離別したことがわかった。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

19歳のラドゥカヌは北米大陸でのハードコートシーズン開始直前の7月下旬からツルスノフと組んでいたが、この度、二人が関係を解消したと報じられている。ツルスノフが帯同した「全米オープン」、ラドゥカヌは1回戦で姿を消すことになり、タイトルを防衛することはできなかった。一時は自己最高となる世界ランキング10位につけていたが、「全米オープン」直後に大量のランキングポイントを失い、順位は83位にまで後退。現在は68位につけている。ラドゥカヌが第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)に初戦負けとなった先週の「WTA500 オストラバ」でもツルスノフの姿は見られたが、これが二人が組んだ最後の大会になるようだ。複数のメディアによれば、関係解消はツルスノフの方から申し出たもので、彼は早ければ来週にも別のWTA選手と組むかもしれないという。

グランドスラム初出場ながら4回戦にまで勝ち進んだ昨年の「ウィンブルドン」以降、ラドゥカヌは1年4ヶ月の間に5人のコーチと決別しており、どの関係も長く続くことはなかった。ラドゥカヌは今のところ次のコーチを発表していないが、フィットネストレーナーのジェズ・グリーン(イギリス)を新たにチームに加えることがわかっている。

グリーンは元世界王者アンディ・マレー(イギリス)の全盛期を支え、世界6位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)のトレーナーを務めた経験もある。現在は元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)についているが、これからの数週間の間にティームとのパートナーシップが終わり次第、グリーンは少なくとも年内いっぱいはパートタイムとしてラドゥカヌのトレーナーを務めるとのことだ。トライアルの結果によっては来シーズンにフルタイムの契約を結ぶ可能性があると報じられている。

トレーナーを雇った背景には、ラドゥカヌが軽度ながらも度重なる怪我に見舞われていることが挙げられるだろう。今シーズンのラドゥカヌは怪我により4試合を途中で棄権したこともあり、17勝19敗と負け越している。背中と腰の負傷を繰り返しているほか、最近では手首の故障によって「WTA250 クルージュナポカ」(ルーマニア・クルージュナポカ/10月10日~10月16日/ハードコート)を欠場。これでWTAツアーのシーズンは終了するかと思われたが、ラドゥカヌは女子テニス国別対抗戦の最終ラウンド、「ビリー・ジーン・キング・カップ・ファイナルズ」(イギリス・グラスゴー/11月8日~11月13日/室内ハードコート)の代表メンバーに選ばれたため、イギリスで最もランキングの高い選手としてチームを引っ張る彼女の姿を見ることができるかもしれない。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのラドゥカヌ
(Photo by Elsa/Getty Images)

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