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大坂が12月に児童書を発売「子どもたちに夢を追いかけるきっかけを」

「WTA500 サンノゼ」で取材に応える大坂

元世界女王の大坂なおみ(日本/フリー)が、自身のメディア会社 Hana Kumaを通じて12月に児童書を発売することを明かした。米スポーツメディア ESPNなど複数のメディアが報じている。

米Forbes誌によると2021年に世界で最も稼いだ女性アスリートである大坂は、これまでにスキンケアブランドを立ち上げたり、エージェント会社を設立したりと、起業家としても積極的に活動している。そんな大坂が今月4日、「The Way Champs Play(チャンピオンのあり方)」と題した絵本を出版することをInstagramで発表した。大坂は表紙の写真を載せ、「この本が子どもたちに夢を追いかけるきっかけを与え、自分は何でもできるんだと勇気づけられることを願っています」とコメントしている。

12月6日に発売されるこの本は、大坂が女の子のために主催する“プレー・アカデミー”からインスピレーションを受け、水泳、テニス、バスケットボールなど、あらゆるスポーツに取り組む女の子たちを描いているという。また、売り上げの一部が同アカデミーの活動に充てられるとのことだ。

米Peoples誌との単独インタビューで大坂は出版への思いをこう語っている。「若い女の子たちが楽しみながら理解できるような方法でアプローチしたかったし、スポーツをする女の子たちにスポットライトを当てることができて良かった。Hana Kumaを立ち上げた時、女性や女の子たちに力を与える物語を伝える手助けをしたいと思っていたから、最初の出版物としてこの本はぴったりだと思ったの」

出版を発表した声明の中で大坂は「私がコート上で学んだリーダーシップ、自信、チームワーク、そして立ち直ることは私にとってとても貴重なものです」と述べている。「私は最も大切なことをコート上で学んだため、女の子が組織の中でスポーツを続けられるようにプレー・アカデミーを始めました。スポーツに取り組めば、その競技だけでなく、教室や役員室、地域社会で成功するために必要なスキルを身につけられるのです」

最近の大坂は、過去2度優勝している「全米オープン」で初戦敗退、「東レ パン・パシフィック・オープン」で腹痛のため2回戦前に棄権と、苦しい時期が続いている。スポーツを通して自信をつけてもらいたいというこの本のメッセージを大坂自身も実戦している最中だそうで、「私はまだ自分自身や自分がやっていることに自信を持てるように模索しているところよ。だからこそ、この本は私にとって大きな意味があるの」と語っている。

ここのところ女子テニス界では児童書の出版がトレンドになっているようで、今年の「全豪オープン」を最後に25歳で現役を引退した元世界女王のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、テニスコート内外での自身の実体験を元にした絵本シリーズ「Little Ash(リトル・アッシュ)」を出版。2019年の「全米オープン」で優勝した元世界ランキング4位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)も5月にテニスを題材にした絵本を出している。

また、先日の「全米オープン」で27年間のキャリアに幕を閉じたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)も9月下旬に初めてとなる絵本を出版した。「The Adventures of Qai Qai(カイカイの冒険)」と題されたこちらの本は、娘のオリンピアちゃんと彼女のお気に入りの人形のカイカイが主人公になっている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

写真は「WTA500 サンノゼ」で取材に応える大坂
(Photo by Carmen Mandato/Getty Images)

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