ニュース News

世界1位になって最初の試合に敗れたアルカラス「この敗戦から学びたい」

「ウィンブルドン」でのアルカラス

「全米オープン」で優勝した直後に史上最年少の19歳で世界ランキング1位になったカルロス・アルカラス(スペイン)が、それから初めて出場したツアー大会でストレート負けを喫した。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

アルカラスは世界王者になってから初めて臨んだ「ATP500 アスタナ」(カザフスタン・アスタナ/10月3日~10月9日/室内ハードコート)の1回戦で、ラッキールーザーとして出場する世界66位のダビド・ゴファン(ベルギー)に5-7、3-6で敗れた。31歳のゴファンは世界7位にまで登り詰めたことのある実力者で、世界1位だったラファエル・ナダル(スペイン)に2回勝利したこともある選手だ。そんなゴファンをアルカラスは以下のように称えた。

「タフな試合だった。ダビドは素晴らしいプレーをしていたよ。予選で負けたところから大会に復帰するのは決して簡単なことではない。彼は慣れるのが難しいこのコートですでに2試合戦っていた。このコートの球速はすごく遅くて難しいんだ。彼はこれまでにたくさんの素晴らしい試合を戦ってきた。経験も豊富だ。今日の彼はものすごくアグレッシブで、僕よりもいいプレーをしていた。僕はそのプレッシャーに耐えられなかった。この敗戦から学びたいと思っている」

対するゴファンはアルカラスとの対戦をこう振り返る。「僕はトップ選手を苦しめられるだけの実力を持っているといつも信じている。もちろん、全盛期というわけではないし、ここ何回かの大会ではいい結果を残すことができなかったけど、自分を信じて練習を続けていれば何が起きるかわからない。大きな大会で、大勢の観客の前で世界1位の選手と戦う時は、自分の中にある闘志が最高のテニスをするための大きなパワーになるんだ。そうする以外に選択肢がないからね。全力で戦ってベストを尽くすしかない。それが今日の試合だった」

今シーズンはいくつもの記録を塗り替えてきたアルカラスだが、今回の敗戦では不名誉な記録を作ることに。2002年の「全豪オープン」で初戦敗退を喫したレイトン・ヒューイット(オーストラリア)以来20年ぶりに、世界1位に立った後で初めて臨んだツアーの試合で敗れた選手となってしまったのだ。ヒューイット以降は、フアン カルロス・フェレロ(スペイン)、アンディ・ロディック(アメリカ)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)と、アルカラスの前に7人の新たな世界王者が誕生しているが、彼らはいずれも王者として臨んだツアー初戦で白星を手にしていた。

また、アルカラスがストレート負けを喫したのは2021年11月に「ATP1000 パリ」の3回戦でユーゴ・ガストン(フランス)と対戦した時以来となる。それ以降に10敗を喫しているものの、毎回少なくとも1セットは取っていた。なお、アルカラスが世界王者の座についてからツアー大会で敗れたのは今回が初めてだが、先日の「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」のグループステージでは当時世界13位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に敗れている。

アルカラスが次に出場する大会は「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月24日~10月30日/室内ハードコート)となる予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのアルカラス
(Photo by Stringer/Anadolu Agency via Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. 世界1位になって最初の試合に敗れたアルカラス「この敗戦から学びたい」