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今季初優勝の西岡がキャリアハイ更新の41位に!錦織は2ランクダウン

2021年「ATP1000 インディアンウェルズ」での西岡

ATP(男子プロテニス協会)は3日、最新の世界ランキングを公表。リハビリからの復帰が遅れている錦織圭(日本/ユニクロ)は、先週から順位を2つ下げ750位としている。

「ATP250 ソウル」(韓国・ソウル/9月26日~10月2日/ハードコート)では、世界ランキング56位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が飛躍。第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)や第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス)、世界92位のダニエル太郎(日本/エイブル)を下した西岡は、決勝で第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。6-4、7-6(5)で勝利したのは西岡で、2018年の「ATP250 深セン」以来4年ぶり、2度目のツアー優勝を果たした。西岡は試合後、「若い選手が僕を見て大柄な選手との戦い方を参考にしてくれたらと思う。身長の低い選手は全ての試合で全力を出し、毎ポイント集中力を保たなければいけない」とコメント。また同じ左打ちの元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)へのあこがれも次のように述べている。「彼の風格は王様のよう。負けてもそういった姿勢でいるんだ。メンタリティや姿勢は学ぶべき点があると思うし、僕もコート上では彼のようになりたい」。順位は56位から41位へと上昇し、キャリアハイを更新。松岡修造さんの持つ46位を抜き、日本人歴代3位に躍り出た。

準優勝となったシャポバロフは、これが今シーズン初めての決勝進出。順位は2つ上がり22位に。ベスト4には第8シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)とラッキールーザーで出場のAleksandar Kovacevic(アメリカ)が名を連ね、前者は4アップの42位、後者は222位から167位へと浮上しキャリアハイを更新した。また、準々決勝で西岡に敗れたルードは、1ダウンの3位に。その影響でナダルが2021年5月以来に2位へ浮上した。

日本人では、2回戦で西岡に敗れたダニエルが3つ順位を落として95位。ツアー本戦初勝利を挙げ、2回戦まで駒を進めた内田海智(日本/富士薬品)は163位からキャリアハイ更新となる155位へ上昇した。ラッキールーザーで本戦入りし、初戦となった2回戦で敗れた望月慎太郎(日本/IMG Academy)は、16ランクアップで401位に。初戦で姿を消した綿貫陽介(日本/フリー)と守屋宏紀(日本/安藤証券)は両者ともにランクアップし、綿貫は227位から220位へ、守屋は261位から253位へと順位を伸ばした。

「ATP250 テルアビブ」(イスラエル・テルアビブ/9月26日~10月2日/室内ハードコート)では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が決勝で第2シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6-3、6-4で下し、キャリア通算89個目のタイトルを獲得。今年「ATP1000 ローマ」(クレーコート)と「ウィンブルドン」(グラスコート)で優勝していたジョコビッチは、このハードコートでのテルアビブ大会を制したことにより、今季すべてのサーフェスでタイトルを獲得した最初の男子選手となった。順位は先週と変わらず7位をキープ。

準優勝のチリッチは順位を2つ伸ばして14位に浮上。準決勝進出を果たしたコンスタン・レスティエンヌ(フランス)とロマン・サフィウリン(ロシア)は、両者ともキャリアハイを更新し、前者は7つ順位を上げて61位、後者は12アップの92位に位置している。

「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/9月26日~10月2日/室内ハードコート)決勝では、ノーシードのマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)が第5シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-4、7-6(8)で破り、悲願のツアー初優勝を成し遂げた。26歳のヒュスラーはオンコートインタビューで、「とても素晴らしい試合ができた。自分自身にびっくりさせられたよ。言葉で表せないほどね。集中力と冷静さを最後まで維持できたことを本当に嬉しく思う」と喜びを露わに。順位は95位から64位へ上げて、キャリアハイを更新した。準優勝のルーネは5ランクアップで、今年8月に更新したキャリアハイの26位へと返り咲いた。

ディフェンディングチャンピオンで第1シードのヤニク・シナー(イタリア)は、準決勝でルーネに5-7、6-4、5-2でリードされているところで足首を痛めて棄権。160ポイントを失い、10位から12位へとランクダウンした。同じくイタリア勢のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)も準決勝まで駒を進め、3つランクアップし、キャリアハイを更新する27位に。

◇   ◇   ◇

【10月3日付最新ATPランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1) カルロス・アルカラス(スペイン) 6,740
2. ↑ (3) ラファエル・ナダル(スペイン) 5,810
3. ↓ (2) キャスパー・ルード(ノルウェー) 5,645
4. ← (4) ダニール・メドベージェフ(ロシア) 5,065
5. ← (5) アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 5,040
6. ← (6) ステファノス・チチパス(ギリシャ) 4,810
7. ← (7) ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 3,820
8. ← (8) キャメロン・ノリー(イギリス) 3,445
9. ← (9) アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 3,345
10. ↑ (11) フベルト・フルカチュ(ポーランド) 3,175
11. ↑ (12) テイラー・フリッツ(アメリカ) 3,055
12. ↓ (10) ヤニク・シナー(イタリア) 3,040
13. ← (13) フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ) 2,950
14. ↑ (16) マリン・チリッチ(クロアチア) 2,495
15. ↓ (14) パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,360
16. ↓ (15) マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,360
17. ← (17) ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,110
18. ← (18) カレン・ハチャノフ(ロシア) 1,990
19. ← (19) フランシス・ティアフォー(アメリカ) 1,940
20. ← (20) ニック・キリオス(オーストラリア) 1,780
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22. ↑ (24) デニス・シャポバロフ(カナダ) 1,745

26. ↑ (31) オルガ・ルーネ(デンマーク) 1,461

27. ↑ (30) ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア) 1,437

41. ↑ (56) 西岡良仁(日本/ミキハウス) 1,077

42. ↑ (46) ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ) 1,072

61. ↑ (68) コンスタン・レスティエンヌ(フランス) 805

64. ↑ (95) マルク アンドレア・ヒュスラー(スイス) 784

92. ↑ (104) ロマン・サフィウリン(ロシア) 586

95. ↓ (92) ダニエル太郎(日本/エイブル) 578

155. ↑ (163) 内田海智(日本/富士薬品) 348

167. ↑ (222) Aleksandar Kovacevic(アメリカ) 324

220. ↑ (227) 綿貫陽介(日本/フリー) 236

253. ↑ (261) 守屋宏紀(日本/安藤証券) 193

401. ↑ (417) 望月慎太郎(日本/IMG Academy) 106

750. ↓ (748) 錦織圭(日本/ユニクロ) 25

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP1000 インディアンウェルズ」での西岡
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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