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シフィオンテクがウクライナ支援の声をあげ続ける理由

「全仏オープン」でのシフィオンテク

「全米オープン」で3つ目のグランドスラムタイトルを獲得した世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、ウクライナへの支援を示し続ける理由を語った。英スポーツメディア EUROSPORTなど複数のメディアが報じている。

21歳のシフィオンテクは、ニューヨークで優勝した直後の朝、マンハッタンの5番街にあるプラザホテルの前で米ニュース番組 The Today Showのインタビューに応じた。地元のファンも見守る中、ロシアによるウクライナ侵攻について積極的に声を挙げ続ける理由を聞かれたシフィオンテクはこう答えている。

「私はポーランド人で、母国は支援を続けているわ。私自身はツアーを回っているから家で過ごす時間はあまりないけど、団結しなければならないと思っているし、戦争はまだ続いているということを人々に伝えたい。戦争は私の国のすぐ隣で起きているから、ウクライナ人を支援することは私にとって本当に重要なことなの。私は21歳だから、こんなにも身近なところで戦争が起きるなんて思ってもいなかった。最初はすごく感情的になっていたけど、自分の立場を生かして役に立ちたいと思うようになったわ」

「全米オープン」でも帽子にウクライナ国旗の色のリボンを付けていたシフィオンテクは、これまでにも最も注目を集める優勝後のオンコートインタビューなどでウクライナへの支援や団結する必要性を口にしてきた。また、慈善活動にも積極的に参加しており、7月下旬にポーランドで行われたチャリティーマッチではホスト役を務め、元世界ランキング3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)や元世界2位でツアータイトルを20個獲得しているアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)らとともにイベントを盛り上げ、40万ユーロ(約5740万円)を超える寄付を集めることに成功した。

「全米オープン」開幕に先駆けてニューヨークで行われたエキシビション大会「Tennis Plays for Peace(平和のためのテニス)」にも出場したシフィオンテクは、ラファエル・ナダル(スペイン)とダブルスで組み、世界8位のココ・ガウフ(アメリカ)とレジェンドのジョン・マッケンロー(アメリカ)のペアと対戦。このイベントではウクライナ支援のために120万ドル(約1億7200万円)以上が集まった。

The Today Showとのインタビューでシフィオンテクは優勝トロフィーについて、「結構軽いのよ。赤ちゃんを抱いているみたい。ピカピカで気に入っているわ」と話している。司会者からトロフィーに彼女の名前が刻まれていないことを指摘されると、シフィオンテクは「どこかに入る予定だけど、トロフィーのスペースが足りなくて優勝者リストは2014年のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)で終わっているの」と説明した。

※為替レートは2022年9月29日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのシフィオンテク
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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