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ナダルアカデミーの努力が結実!16歳と17歳の若手選手が全米優勝

「全米オープン」でのアーラ

ラファエル・ナダル(スペイン)が運営するアカデミーに通う10代の選手二人が、「全米オープン」ジュニア大会の男女シングルスで優勝を飾った。今大会の活躍と二人が語ったナダルへの憧れを、ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)の優勝で「全米オープン」が幕を閉じた前日、ジュニア大会の男子シングルスでも同じくスペイン人のマルティン・ランダルーセがタイトルを獲得していた。16歳のランダルーセはマヨルカ島にある「ラファナダル・アカデミー」で練習を積み、第5シードとして出場した今大会の決勝で第2シードのGilles Arnaud Bailly(ベルギー)を7-6(3)、5-7、6-2で破って優勝している。決勝の前日はアルカラスがフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦した準決勝を見るのに遅くまで起きていたランダルーセは、それぞれの選手から学んだことがあったという。

ランダルーセは決勝を振り返ってこう語っている。「すごくいい試合だったよ。楽しむことができた。決勝だから楽しもうと思っていたんだ。特別な瞬間、特別な大会だからね。最初に試していたゲームプランは悪くなかったんだけど、第3セットではそれを変えて、より堅実で安定したプレーを目指したんだ。それがこの勝利につながったと思っている」

試合後の記者会見でスペインの選手が活躍する理由を聞かれたランダルーセは、「国民性とも言えるメンタリティーによるところが大きいと思う。スペイン人はファイターなんだ」と答えた。「特に、ラファエル・ナダルがそれを体現してくれている。人としても素晴らしい。彼は僕がテニスを始めた頃からの憧れなんだ。ほかのたくさんの人にとっても、彼はインスピレーションを与えてくれる存在だと思う。彼に加えて今ではカルロスも活躍している。スペインがほかの国と違うのは、みんなファイターだというところだね」

ランダルーセは、アルカラスが優勝した「ATP1000 マドリード」で彼の練習相手を務めていた。今シーズンはジュニアの大会で6つのタイトルを獲得しており、「全米オープン」後のランキング更新でジュニア世界3位に浮上している。

一方、「全米オープン」ジュニアの女子シングルスでも「ラファナダル・アカデミー」の門下生が頂点に立った。第10シードとして出場した17歳のアレクサンドラ・アーラ(フィリピン)は決勝で第2シードのLucie Havlickova(チェコ)を6-2、6-4で破っており、今大会では全6試合で1セットも落とすことなくタイトルを獲得した。ナダルのアカデミーに通うアーラはフィリピン人選手として初めてグランドスラムのジュニア大会でシングルスのチャンピオンとなった。ランダルーセと同じように、アーラもナダルに対する尊敬の念を語っている。

「私の憧れはもちろんラファよ。彼のアカデミーに通っているからそう言っているんじゃないの。彼は素晴らしいロールモデルで、ほかの人も彼を目指すべきだと思うわ。3年くらい前にフランスの大会で優勝した時、アカデミーから私の両親に連絡があったの。話し合いを重ねた結果、私はそこを拠点にすることにしたわ」

「ラファのプレーで印象的なのは、最後まで諦めずに戦う姿勢と冷静なところ。今大会ではそれを見習おうと思って努力したわ。応援してくれている人たちに私が示したかったのは、彼のように冷静に考え、不合理な行動を取らないということ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのアーラ
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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