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14歳のロシア選手、シャラポワと同じ薬物の陽性反応で出場停止に

2019年「WTA500 サンクトペテルブルク」でのシャラポワ

14歳のロシア人選手が、元世界女王マリア・シャラポワ(ロシア)と同じ薬物に陽性反応を示したことで出場停止処分を科されたことがわかった。英ニュースメディア Mirrorなど複数のメディアが報じている。

14歳と若いことにより性別や名前が明かされていないこの選手は、今年1月に無作為に行われたアンチドーピング検査でメルドニウムへの陽性反応を示したため、9ヶ月間の出場禁止処分を言い渡された。メルドニウムは体内の酸素供給量を高める効果のある薬で、世界ドーピング防止機構(WADA)の禁止薬物に指定されている。

メルドニウムといえば、生涯グランドスラムを達成するなど当時人気・実力ともにトップクラスだったシャラポワが、2016年の「全豪オープン」での検査でドーピング違反が発覚したことで一躍知られるようになった薬物でもある。メルドニウムは同年1月にITF(国際テニス連盟)の禁止薬物リストに追加されたばかりで、長年マグネシウム欠乏症と糖尿病の症状を治療するためにこの薬物が含まれた薬を服用していたシャラポワは、事前に選手たちに告知されていた最新情報をきちんと確認しておらず、禁止されたことに気づかないまま服用を続けていたという。のちに本人に悪意がなかったことが認められ、当初2年間とされていた出場停止期間は15ヶ月間に短縮された。

今回処分を科された14歳の選手は、自身にとって2回目の出場となるITF主催のシニア大会にて行われた検査でドーピング違反が見つかった。テニスアンチドーピングプログラム(TADP)によれば、同選手に重大な過失はなく、年齢やテニスのレベル、ドーピング防止に関する教育を十分に受けていなかったことが考慮され、出場停止期間は9ヶ月間とされたという。同選手はすでに今年の3月5日から暫定的に処分を科されているため、12月5日からは再びテニスの統括団体が公認する大会に出場することができる。

インターナショナル・テニス・インテグリティ・エージェンシー(ITIA)は同選手の復帰に向けて、マンツーマンでドーピングに関する教育セッションを設けると説明している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2019年「WTA500 サンクトペテルブルク」でのシャラポワ
(Photo by Mike Kireev/NurPhoto via Getty Images)

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