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東レPPO優勝のサムソノワがキャリアハイ更新!大坂は2ランクアップ

「全仏オープン」での大坂

WTA(女子テニス協会)は26日、最新の世界ランキングを公表。「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・東京/9月19日~9月25日/ハードコート)の2回戦まで駒を進めた大坂なおみ(日本/フリー)は、先週から順位を2つ上げて46位に位置している。

準決勝まで残ったシード選手は1人のみという波乱の「東レ パン・パシフィック・オープン」を制したのは、ノーシードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)。シーズン3冠目、キャリア通算では4つ目のタイトルを獲得したサムソノワは、今大会を次のように振り返る。「毎回、自分の試合に集中していたわ。どの試合でも解決役を見つけることや自分のプレーをすることに専念していたの。結果やポイントについては考えていなかった。それが私にとってとても重要だったわ。決勝でも、心の中では1回戦のつもりで臨んだの」と語るサムソノワの順位は30位から23位へと浮上し、キャリアハイを更新した。

決勝でサムソノワに5-7、5-7で敗れた19歳のジャン・チンウェン(中国)は、順位は8つ上がり28位に。10代でトップ30入りした初めての中国人選手となった。ベスト4にはシード勢唯一の生き残り(第4シード)であるベロニカ・クデルメトワ(ロシア)と世界28位のジャン・シューアイ(中国)が名を連ね、前者は13位をキープ、後者は2アップの26位。

日本からは大坂をはじめ、土居美咲(日本/ミキハウス)、本玉真唯(日本/島津製作所)、内藤祐希(日本/亀田製菓)、西郷里奈(日本/TEAM自由が丘)が本戦に出場したが、大坂以外は初戦敗退。順位は、土居が1アップの106位、本玉が3つ順位を落とし183位、内藤が1ダウンの211位、予選を勝ち抜きWTAツアーデビューを飾った西郷が635位から548位へと上昇した。

ダブルスではベスト4に第1シードから第4シードが出揃った。最終的に大会を制したのは第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)ペアで、今季二人が獲得したタイトルはこれが2つ目。シーズン末の最終戦「WTAファイナルズ」出場のためのランキングレースでは2位につけている。

日本勢では10選手がダブルスに参戦したが、1回戦を突破した選手はいなかった。ルイーザ・ステファニー(ブラジル)と組んで出場した柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)は、1回戦でのちに優勝したダブロウスキー/オルモス組にストレート負け。柴原は順位を1つ上げて13位に。青山修子(日本/近藤乳業)とチャン・ハオチン(台湾)のペアは、第4シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)ペアに6-2、3-6、[8-10]で競り負けた。青山は1ランクダウンで17位に位置している。

「WTA250 ソウル」(韓国・ソウル/9月19日~9月25日/ハードコート)では、第1シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と第2シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)という上位シード同士の決勝に。7-6(4)、6-0で制したのはアレクサンドロワで、6月の「WTA250 セルトーヘンボス」以来、今季2冠目を手にした。4度目のソウル大会出場でようやく優勝を果たしたアレクサンドロワは、「ソウルでプレーする時は、毎回その前の大会でひどい結果を出してしまっているの。でもここに来るたびに試合の感覚を取り戻せるの。私にとって特別な大会で、ここでプレーするのはいい気分」と語った。順位は24位からキャリアハイの21位へと浮上。

6月の「WTA500 イーストボーン」以来、シーズン3度目の決勝で準優勝に終わったオスタペンコは、2つ順位を上げて17位に。第6シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は、優勝した昨年の「全米オープン」以来にベスト4まで進出。準決勝では第3セットの途中で左臀部の痛みにより棄権を余儀なくされ、ファイナリストとはならなかったが、順位は77位から66位へと伸ばしている。同じくベスト4入りとなった第7シードのタチアナ・マリア(ドイツ)は、10アップの70位。

前回覇者で第4シードのジュ・リン(中国)は準々決勝でマリアに敗れ、タイトル防衛とはならなかった。だが、昨年のソウル大会は12月に行われたためまだポイントは失効しておらず、順位は70位から63位へ上がりキャリアハイを更新。日本人では、内島萌夏(日本/フリー)が1回戦でラドゥカヌに敗れたが、順位は1アップの125位となっている。

そのほか日本人では、シングルスではどの大会にも出場していない日比野菜緒(日本/ブラス)が4つランクアップで146位に位置している。

◇   ◇   ◇

【9月26日付最新WTAランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1) イガ・シフィオンテク(ポーランド) 10,180
2. ← (2) オンス・ジャバー(チュニジア) 5,090
3. ↑ (4) パウラ・バドーサ(スペイン) 3,934
4. ↓ (3) アネット・コンタベイト(エストニア) 3,860
5. ← (5) ジェシカ・ペグラ(アメリカ) 3,501
6. ↑ (7) アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ) 3,470
7. ↓ (6) マリア・サカーリ(ギリシャ) 3,176
8. ← (8) ココ・ガウフ(アメリカ) 3,047
9. ← (9) シモナ・ハレプ(ルーマニア) 3,025
10. ← (10) カロリーヌ・ガルシア(フランス) 2,930
11. ← (11) ダリア・カサキナ(ロシア) 2,895
12. ← (12) ガルビネ・ムグルッサ(スペイン) 2,875
13. ← (13) ベロニカ・クデルメトワ(ロシア) 2,561
14. ← (14) ベリンダ・ベンチッチ(スイス) 2,295
15. ↑ (16) ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル) 2,295
16. ↓ (15) ダニエル・コリンズ(アメリカ) 2,277
17. ↑ (19) エレナ・オスタペンコ(ラトビア) 2,271
18. ↓ (17) マディソン・キーズ(アメリカ) 2,248
19. ↑ (20) カロリーナ・プリスコバ(チェコ) 2,061
20. ↓ (18) ペトラ・クビトバ(チェコ) 2,003
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21. ↑ (24) エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア) 1,975

23. ↑ (30) リュドミラ・サムソノワ(ロシア) 1,937

26. ↑ (28) ジャン・シューアイ(中国) 1,655

28. ↑ (36) ジャン・チンウェン(中国) 1,602

46. ↑ (48) 大坂なおみ(日本/フリー) 1,122

63. ↑ (70) ジュ・リン(中国) 884

66. ↑ (77) エマ・ラドゥカヌ(イギリス) 856

70. ↑ (80) タチアナ・マリア(ドイツ) 829

106. ↑ (107) 土居美咲(日本/ミキハウス) 615

125. ↑ (126) 内島萌夏(日本/フリー) 499

146. ↑ (150) 日比野菜緒(日本/ブラス) 421

183. ↓ (180) 本玉真唯(日本/島津製作所) 359

211. ↓ (210) 内藤祐希(日本/亀田製菓) 309

548. ↑ (635) 西郷里奈(日本/TEAM自由が丘) 72

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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