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錦織も献上!ビッグ3の中で最もベーグルをくらった回数が少ないのは?

「全豪オープン」でのナダル

ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、そしてノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、テニス界のビッグ3と呼ばれている。三人は2003年の「ウィンブルドン」以来、男子テニス界を支配し、それ以降に行われた76回のグランドスラムで実に63個のシングルスタイトルを獲得した。そんな三人でも試合でベーグルをくらう、つまり1ゲームも取れずにセットを取られることもあり、三人の中で一番その回数が多いのはナダルである。

テニスにおいて、あるセットがベーグルと呼ばれるのは、セットが6-0で終わった時だ。この呼び方は広く使われているが、それはドーナツ型のパンであるベーグルが円環状であり、数字の0に似ているからだ。ビッグ3がそれぞれベーグルをくらった回数とそれらの試合について、スポーツウェブメディアSportskeedaが紹介している。

1.ナダル 15回
ナダルは選手生活において15回ベーグルをくらっており、そのうち彼にベーグルを3回献上したのはフェデラーただ一人だ。フェデラーは2006年の「ウィンブルドン」決勝(6-0、7-6、6-7、6-3)、2007年の「ATP1000 ハンブルク」決勝(2-6、6-2、6-0)、そして2011年の「ATPファイナルズ」での対戦(6-3、6-0)で、ナダルにベーグルをお見舞いした。

グランドスラムで22度の優勝を誇るナダルが初めてベーグルをくらったのは、2004年の「全米オープン」2回戦での元世界王者アンディ・ロディック(アメリカ)との対戦で、この時のスコアは6-0、6-3、6-4だった。ナダルが直近でベーグルをお見舞いされたのは2018年「全米オープン」準々決勝でのドミニク・ティーム(オーストリア)との試合で、この時は0-6、6-4、7-5、6-7(4)、7-6(5)でナダルが勝利している。

キャリアを通して15度ベーグルをされた一方で、ナダル自身はこれまでに119度ベーグルをお見舞いしている。

ナダルが6-0でセットを取られた試合一覧
2004年「全米オープン」 ロディックが6-0、6-3、6-4で勝利
2004年「ATP250リヨン」 ジュリアン・ベネトー(フランス)が6-3、6-0で勝利
2005年「ATP250 ブエノスアイレス」 ガストン・ガウディオ(アルゼンチン)が0-6、6-0、6-1で勝利
2005年「ATP1000 モンテカルロ」 ギジェルモ・コリア(アルゼンチン)にナダルが6-3、6-1、0-6、7-5で勝利
2006年「ウィンブルドン」 フェデラーが6-0、7-6(5)、6-7(2)、6-3で勝利
2007年「ATP1000 ハンブルク」 フェデラーが2-6、6-2、6-0で勝利
2007年「ATP1000 パリ」 ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)が6-4、6-0で勝利
2007年「チェンナイ・オープン」 ミカエル・ユーズニー(ロシア)が6-0、6-1で勝利
2009年「ATP500 ロッテルダム」 アンディ・マレー(イギリス)が6-3、4-6、6-0で勝利
2011年「ATP250 ドーハ」 ルーカス・ラッコ(スロバキア)にナダルが7-6(3)、0-6、6-3で勝利
2011年「楽天ジャパンオープン」 マレーが3-6、6-2、6-0で勝利
2011年「ATPファイナルズ」 フェデラーが6-3、6-0で勝利
2015年「全豪オープン」 トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が6-2、6-0、7-6(5)で勝利
2017年「ATP1000 マイアミ」 フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)にナダルが0-6、6-2、6-3で勝利
2018年「全米オープン」 ティームにナダルが0-6、6-4、7-5、6-7(4)、7-6(5)で勝利

2.ジョコビッチ 13回
ジョコビッチはこれまでに106回ベーグルをお見舞いしている一方、自身がベーグルをくらったのは13回。2004年の「ブダペスト・チャレンジャー」で、元世界140位のフランシスコ・コスタ(ブラジル)に初めてのベーグルを献上されたが、試合は6-3、0-6、6-2でジョコビッチが勝利。直近でベーグルをくらったのは今年の「ATP250 ベオグラード」の決勝で、この時はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が6-2、6-7(4)、6-0でジョコビッチを破ってタイトルを手にした。2011年の「ATP500 バーゼル」では錦織圭(日本/ユニクロ)がジョコビッチにベーグルをお見舞いし、2-6、7-6(4)、6-0で勝利している。

ジョコビッチが6-0でセットを取られた試合一覧
2004年「ブダペスト・チャレンジャー」 コスタにジョコビッチが6-3、0-6、6-2で勝利
2005年「全豪オープン」 マラト・サフィン(ロシア)が6-0、6-2、6-1で勝利
2005年「全米オープン」 ガエル・モンフィス(フランス)にジョコビッチが7-5、4-6、7-6(5)、0-6、7-5で勝利
2007年「ATP250 エストリル」 リシャール・ガスケ(フランス)にジョコビッチが7-6(7)、0-6、6-1で勝利
2008年「マスターズ・カップ・チャイナ」 ニコライ・ダビデンコ(ロシア)にジョコビッチが7-6(3)、0-6、7-5で勝利
2010年「ATP1000 インディアンウェルズ」 マーディ・フィッシュ(アメリカ)にジョコビッチが6-1、0-6、6-2で勝利
2011年「ATP500 バーゼル」 錦織が2-6、7-6(4)、6-0で勝利
2012年「ATP1000 シンシナティ」 フェデラーが6-0、7-6(7)で勝利
2016年「ATP1000 ローマ」 トーマス・ベルッチ(ブラジル)にジョコビッチが0-6、6-3、6-2で勝利
2017年「全仏オープン」 ティームが7-6(5)、6-3、6-0で勝利
2019年「ATP1000 ローマ」 ナダルが6-0、4-6、6-1で勝利
2020年「全仏オープン」 ナダルが6-0、6-2、7-5で勝利
2022年「ATP250 ベオグラード」 ルブレフが6-2、6-7(4)、6-0で勝利

3.フェデラー 5回
フェデラーは、選手生活を通してわずか5回しかベーグルを経験していない。そのうち3回はクレーコート、2回は芝コートでのもので、ハードコートで1ゲームも取れずにセットを落としたことはない。フェデラー自身はこれまでに95回ベーグルをお見舞いしている。

フェデラーが初めてベーグルをくらったのは1999年の「ATP1000 モンテカルロ」で、これはフェデラーがこの大会に初参戦した時でもある。1回戦でビンセント・スペイディア(アメリカ)と対戦したフェデラーは、6-7(3)、0-6で敗れた。フェデラーが直近でベーグルをされたのは2021年の「ウィンブルドン」で、この時フェデラーは準々決勝まで進出したが、そこでフベルト・フルカチュ(ポーランド)に3-6、6-7(4)、0-6で敗退した。また、これは現在41歳のフェデラーがグランドスラムでくらった3度目のベーグルであり、フェデラーが「ウィンブルドン」でストレートで敗れたのは2002年以来のことであった。

フェデラーが6-0でセットを取られた試合一覧
1999年「ATP1000 モンテカルロ」 スペイディアが7-6(3)、6-0で勝利
1999年「全仏オープン」 パトリック・ラフター(オーストラリア)が5-7、6-3、6-0、6-2で勝利
1999年「ATP500 ロンドン」 バイロン・ブラック(ジンバブエ)が6-3、6-0で勝利
2008年「全仏オープン」 ナダルが6-1、6-3、6-0で勝利
2021年「ウィンブルドン」 フルカチュが6-3、7-6(4)、6-0で勝利

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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