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クライシュテルスが女性初・ヨーロッパ人初の国際テニス殿堂名誉会長に

娘とともに2009年の「全米オープン」優勝を祝うクライシュテルス

国際テニス殿堂はこのほど、元世界ランキング1位のキム・クライシュテルス(ベルギー)がスタン・スミス(アメリカ)の後を継いで名誉会長に就任すると発表した。米テニスメディアBaselineが報じている。

「テニスという競技に貢献するこの新たな機会にわくわくすると同時に、恐縮しています。国際テニス殿堂は、保全の取り組みや影響力あるコンテンツ、そして祝賀などを通して、重要で感動的な仕事をしています。私は常に、テニスに積極的に関わるための新たな方法を見つけるのに余念がありません。この組織が成長と繁栄を続けられるように努めること、そして世界中のテニスファンをテニスの素晴らしい歴史と繋げることを楽しみにしています」とシングルスで4度、ダブルスで2度、合計6度グランドスラムタイトルを獲得したクライシュテルスは語った。

国際テニス殿堂の発表によると、「クライシュテルスは、公には大使役として組織を代表し、また、テニスの歴史を保全し祝福するという殿堂のミッションを支える活動においては、国際テニス殿堂の職員やテニス産業界のパートナーたちと協働します。この活動においては、現役選手たちをテニスの歴史や国際テニス殿堂とつなげることに重点を置いています」とされている。

「さらにクライシュテルスは、国際テニス殿堂の理事会の一員でこのほど殿堂入り選手の副会長に指名され、自身も殿堂入りしているジジ・フェルナンデス(プエルトリコ)とも緊密に連携して働くことになります。クライシュテルスとフェルナンデスは、共に殿堂入り選手たちのコミュニティを育成することに特別に力を入れることになります」

クライシュテルスはこの役職に抜擢された初めての女性であるだけでなく、初めてのヨーロッパ人でもある。クライシュテルスは2012年に競技から2度目の引退をし、2017年に国際テニス殿堂入りを果たした。その後2020年初頭に再度競技に復帰し、今シーズンに入ってから最終的な引退の発表を行っていた。

「テニスの全ての世代と分野を見渡しても、キム・クライシュテルスほど尊敬され、称賛され、共感を呼ぶ人物は見つからないでしょう」と国際テニス殿堂の最高執行責任者であるトッド・マーティン(アメリカ)は語る。

「キムのテニスへの愛、そしてテニスに恩返しをしようという熱意は、他者に伝染します。彼女の前任者であるスタン・スミスやその前任のトニー・トラバート(アメリカ)と同じように、キムは素晴らしく誠実に行動し、我々のスポーツを上品に体現しています。彼女は正真正銘のお手本であり、国際テニス殿堂の理想的な大使です」

クライシュテルスは、今年の「全米オープン」ではEurosportの中継に出演。また、同大会会場のルイ・アームストロング・スタジアムで行われたレジェンド選手たちのエキシビションマッチにも、アンディ・ロディック(アメリカ)やジェームズ・ブレイク(アメリカ)、ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)らと共に参加していた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は、娘とともに2009年の「全米オープン」優勝を祝うクライシュテルス
(Photo by Al Bello/Getty Images)

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