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21歳以下の選手による最終戦争いの実質1位はシナー。19歳シェルトンが急浮上

2021年「全米オープン」でのシナー

21歳以下の選手を対象としたシーズン最終戦「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/11月8日~11月12日/室内ハードコート)。その8つの出場権を懸けた争いが、シーズン最後のグランドスラムである「全米オープン」を経て、これまで以上に熾烈となっている。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えた。

今年得たランキングポイントだけで争われる「レース・トゥ・ミラノ」。2位以下に4,000ポイント以上の差をつけて1位を独走するのは、「全米オープン」でグランドスラム初優勝を果たした19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)。だが、彼はこの好成績によりすでに「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)出場権を獲得しており、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」には参加しない見込みだ。

そのため、現在2,220ポイントで2位に立つ21歳のヤニク・シナー(イタリア)が実質的には出場権争いのトップとなる。シナーは「全米オープン」で今季のグランドスラム3回目のベスト8進出を果たしていた。彼に1,000ポイント前後の差をつけられる形で3位に20歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、4位に19歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)が続く。ムゼッティは7月の「ATP500 ハンブルク」でアルカラスらを下してツアー初タイトルを獲得している。

そして「全米オープン」で3回戦まで勝ち進み90ポイントを加算した二人、20歳のジャック・ドレイパー(イギリス)と21歳のブランドン・ナカシマ(アメリカ)は、前者が925ポイントで5位、後者が592ポイントポイントで7位につけている。ナカシマと10ポイント差で6位に入っているのは20歳のイリ・ラフェチュカ(チェコ)だ。ラフェチュカは「全米オープン」で1回戦負けに終わったものの、8月上旬にチェコで行われたチャレンジャー大会を制して80ポイントを手にしていた。

シーズン前半に好調だったが、ここしばらくは連勝から遠ざかっている21歳のツェン・チュンシン(台湾)は470ポイントで8位。そしてアルカラスの昇格により現時点で最後の椅子に当たる9位(423ポイント)につけるのは、今季チャレンジャー大会で28勝をあげている21歳のフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)。10位以下には、300ポイント台で20歳のドミニク ステファン・ストリッカー(スイス)ら5人の若手選手が並ぶ。また、下位では19歳のベン・シェルトン(アメリカ)も注目だ。シェルトンは5月の終わりからチャレンジャー大会やツアーに参加するようになり、「ATP1000 シンシナティ」でキャスパー・ルード(ノルウェー)らを下して3回戦に進出。3ヶ月あまりで280ポイントを稼いでいる。

なお、2019年大会覇者であるシナーは「Nitto ATPファイナルズ」出場を懸けた「レース・トゥ・トリノ」では出場圏内の8位と480ポイント差の14位につけているため、アルカラスに続いて彼もトリノ行きを決めることになれば、こちらの「レース・トゥ・ミラノ」もいっそう競争が激化しそうだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全米オープン」でのシナー
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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