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全米オープン準優勝のジャバー、シフィオンテクが「ロレックスをくれたら許してあげる」

「全米オープン」でのジャバー(左)とシフィオンテク

28歳のオンス・ジャバー(チュニジア)は「全米オープン」決勝で、世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に敗れはしたが、ユーモアのセンスを失うことはなかった。「ウィンブルドン」「全米オープン」とグランドスラム2大会連続で準優勝を果たしたジャバーは、キャリアハイの世界ランキング2位に返り咲き。だがジャバーは、もちろんそこで満足するつもりはないと明らかにした。米テニスメディアBaselineなど複数メディアが報じている。

試合後のインタビューでジャバーは、「応援してくれたお客さんに感謝したい。本当に努力したけど、イガは勝たせてくれなかった。今は彼女のことがあんまり好きじゃない」と語って観客の笑いを誘った。その後の記者会見では、あれはただの冗談だと釈明。

「好きじゃないと言ったのは冗談よ。彼女がロレックスか何かくれたら許してあげる(笑)」と、いつも笑顔でユーモアがあり「幸福大臣」と仇名されるジャバーは、さらに冗談を重ねた。

決勝については「できることはすべてやったから、後悔はない。サーブがもう少しうまくいけば、ずいぶん助けになっただろうけど。でもイガは決勝で本当に強いから、彼女に勝つのは大変。ポジティブな気持ちを持ち続けて、及ばなかったところを直していくわ」と語ったジャバー。

今後については、「ランキングポイントに関して言えば、私は”全豪オープン”でも”全仏オープン”でも失うポイントがないから(今年は全豪欠場、全仏1回戦敗退)、それはいいことね。世界1位の座を目指すわ」と断言。「今年もまだ最終戦があるから、そこで自分の力を示して自信をつけ、来シーズンに備えたい」

ジャバーは昨年、26歳にして「WTA250 バーミンガム」でツアー初優勝を遂げた遅咲きの選手だ。同じ年に初めてトップ20入りを果たし、アフリカ出身の選手として最高のランキングにたどり着いたジャバーは、自分の活躍がアフリカの少女たちを勇気づけることを願っている。

「いつも自分を信じて、絶対にあきらめない。それが私がずっとやろうとしてきたこと。良い時も悪い時もあった。怪我もしたし、自分がどんな選手なのか理解しようとした。それからベスト8の壁にぶつかり、その後は決勝の壁に突き当たった。タイトルを取ると、さらに努力を続けた」

「以前はアフリカでのたくさんの大会でプレーした。そこで選手たちが必死で戦う姿は素晴らしかったわ。みんながいいコーチや指導者を見つけて、ここへたどり着けるよう願ってる。でも一番大事なのは、あきらめないこと」とジャバーは後に続く選手たちにエールを贈った。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのジャバー(左)とシフィオンテク
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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