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史上2組目の偉業!ゴールデンスラム達成のチェコペアが歓喜

「全米オープン」でのクレイチコバとシニアコバ(左より)

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)の女子ダブルスで優勝した第3シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)ペアが、これによりゴールデンスラムを達成した。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

ともに26歳のクレイチコバとシニアコバは「全米オープン」で初めて決勝に進み、ケイティ・マクナリー(アメリカ)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)によるノーシードの地元アメリカペアと対戦。第1セットを3-6で落とし、第2セットも一時は1-4のビハインドだったクレイチコバとシニアコバだが、そこから追い上げて第2セットを7-5でモノにすると、勢いそのままに第3セットを6-1で取り優勝を飾った。

クレイチコバは記者会見でこう振り返っている。「すごく厳しい試合だったわ。しばらくは何をやってもうまくいかなかった。でも、まだ可能性はあると信じて一球一球を大切に戦おうとしたの。そうしたら突然、私たちに流れが傾き始めて、すごく手応えが感じられた。第2セットを取った時から私たちはより良いチームになれたと思う」

クレイチコバとシニアコバは「全豪オープン」(2022年)、「全仏オープン」(2018年・2021年)、「ウィンブルドン」(2018年・2022年)で優勝している上に、「東京オリンピック」で金メダルを獲得しているため、今回の「全米オープン」優勝で生涯ゴールデンスラムを成し遂げた。女子のペアとしてオープン化以降にこの偉業を達成したのは、彼女たちのほかにはビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)とセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の姉妹ペアしかおらず、選手個人としてもほかにはパム・シュライバー(アメリカ)、ジジ・フェルナンデス(アメリカ)しかいない。

今年、「全仏オープン」はクレイチコバが新型コロナウイルス陽性により欠場したためペアとして出場できなかったが、グランドスラムの残る3大会はすべて制しており、18勝0敗。歴史に名を刻んだことを「すごく特別な気持ち」「本当に素晴らしいこと」と喜んだクレイチコバは、「キャリアはまだまだ続くから、これからも優勝を狙いたいわ。もっと良くなって強くなりたい」とさらなる高みを目指している。

シニアコバも冷静にこう語った。「どんな大会でもベストを尽くしたいという気持ちで臨んでいるわ。私たちはお互いを高めようとしていて、それが実を結んでいる。そのことをコート上でも証明することができたわ。初めから私たちは一生懸命に努力してきた。この大会は本当に良かったわ。いいプレーができていたから、焦らずに一つひとつの試合を戦った結果、タイトルを手にすることができた」

12日付けのランキング更新で、ダブルスで通算18個目のタイトルを手にしたシニアコバは約4ヶ月ぶりのダブルス世界1位に返り咲き、ダブルスでは今大会が13個目のタイトルとなるクレイチコバも7位から2位に浮上している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのクレイチコバとシニアコバ(左より)
(Photo by Diego Souto/Quality Sport Images/Getty Images)

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