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国枝、決勝で元世界王者のヒュウェットに敗れて年間グランドスラムを逃す[全米オープン]

「全米オープン」での国枝

現地9月11日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)車いすの部男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)と第2シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)が対戦。ヒュウェットが7-6(2)、6-1で勝ち、3年ぶりに「全米オープン」のタイトルを獲得した。国枝は年間グランドスラム達成ならず。試合時間は1時間48分。

車いすテニス界のレジェンドである国枝は14大会連続14回目の「全米オープン」出場で、これまでに8回優勝、2020年から2連覇中だ。優勝を果たせば、車いすテニス男子シングルスでは初となる年間グランドスラム達成となる。対する元世界王者のヒュウェットは6大会連続6回目の「全米オープン」出場で、2018年と2019年に2度大会を制した経験を持つ。二人は過去27度対戦し、国枝の15勝12敗。「全米オープン」では2017年から5年連続で対戦しており、通算ではヒュウェットの3勝2敗だが2020年からは2年連続で国枝が決勝で勝利している。

試合はヒュウェットのサーブでスタート。国枝が序盤からラリーを制すると、ネットに出る積極的なプレーでヒュウェットのアンフォーストエラーを誘い、最後はバックハンドのウィナーを決めて第1ゲームをブレーク。続く国枝のサービスゲームではヒュウェットも負けじと応戦。国枝のダブルフォールトもありブレークバックを許してしまう。以降はお互いにラブゲームでブレークし合い、4-4で迎えた第9ゲームでは激しいラリーを勝ち抜いた国枝が一歩リードする。国枝のサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームだったが、ヒュウェットの攻撃的なプレーに押されて5-5とイーブンに戻されてしまう。勢いに乗ったヒュウェットは続くサービスゲームをキープし、第12ゲームではセットポイントを5度迎える。だが、国枝はそれを全てしのぎタイブレークに突入。国枝がなかなかチャンスを作れずにいると、先にセットポイントを掴んだヒュウェットがサービスエースを決めて第1セットを先取。

第2セットに入ってもヒュウェットの勢いは止まらず、3ゲームを連取。 第4ゲームでは国枝もリターンエースを交えブレークを果たすが、その後はなかなか反撃の糸口を掴めず、ミスも重なりヒュウェットに5-1とリードを広げられる。勝負の第7ゲームではヒュウェットが強烈なフォアハンドを駆使し国枝を追い詰めて40-15でチャンピオンシップポイントを迎える。最後は国枝の放ったショットがアウトになり、ヒュウェットがストレート勝ちを収めた。

ヒュウェットは2018年と2019年の「全米オープン」に続いて、これで3つ目のタイトルを獲得。グランドスラム全体では、6回目の優勝となる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」での国枝
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

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