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アルカラス対ティアフォー、ルード対ハチャノフ、決勝へ進むのは?ダブルスはついに決勝![全米オープン]

「全米オープン」でのティアフォー

今年最後のグランドスラム、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)。大会12日目は、男子シングルスでは決勝へ進む2人が決定する。また、男子ダブルスでは栄冠をかけた戦いが行われる。大会公式ウェブサイトなどが報じている。

男子シングルスでベスト4入りを果たしたのは、シード順では第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第27シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)だ。ルード以外の3人は初めてグランドスラムの準決勝まで駒を進めている。また、ルードのグランドスラム最高成績は今年の「全仏オープン」での準優勝のため、誰が優勝してもグランドスラム初優勝になる。

センターコートであるアーサー・アッシュ・スタジアムのデイセッション第2試合では、ルードとハチャノフが対戦予定。23歳のルードは、ここまで5試合のうち1回戦をストレート、2・4回戦を4セット、3回戦をフルセットで勝ち抜き、準々決勝では第13シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-1、6-4、7-6(4)で下した。ルードはベレッティーニに勝利後、「正直準決勝へ進出できたことに驚いてる。でも僕はここ1、2年でハードコートでの試合を上達させられたと思う。今年のマイアミ大会では、ハードコートでの大きな大会で優れた選手を打ち負かし決勝へ進出できると証明できたんだ。あれは自信を高めるものだった」とコメントしている。

対するハチャノフは、1・2回戦を4セット、3回戦をストレート、4回戦をフルセットで突破し、準々決勝では第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)との3時間半以上にもおよんだ試合を7-5、4-6、7-5、6-7(3)、6-4で制した。ハチャノフはルードとの対戦に向けて「もちろん勝ちたいよ(笑)。勝ち進めば進むほど期待が高まる。一歩前進して初の準決勝にたどり着いた。失うものは何もない。次の試合に向けて準備を整えて、良い試合になることを願っているよ」と述べている。二人は2020年の「ATP1000 ローマ」で1度だけ対戦し、その際はルードがフルセットで勝利した。

アーサー・アッシュ・スタジアムで日本時間10日午前8時から開始予定のナイトセッション第1試合では、19歳のアルカラスと地元勢で最後の生き残りのティアフォーが激突。アルカラスは1回戦から3回戦まではセットを落とすことなく勝ち進んでいたが、4回戦はフルセット、準々決勝では第11シードのヤニク・シナー(イタリア)との大接戦を6-3、6-7(7)、6-7(0)、7-5、6-3で制して初のベスト4進出を果たした。アルカラスはティアフォーについて、「誰もがフランシスのレベルを知ってる。彼はラファエル・ナダル(スペイン)とアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を倒した。信じられないプレーをしているよ。自信があり、彼はここの観客が大好きだ。そしてここのコートもね。ベストのプレーをしなければならない」と語り、警戒を高める。

一方のティアフォーも、アルカラス同様に1回戦から3回戦まで失ったセットは0で、4回戦ではナダルを4セットで倒す金星を挙げ、準決勝ではルブレフを7-6(3)、7-6(0)、6-4のストレートで下すプレーを披露した。ティアフォーは昨年の「ATP500 バルセロナ」1回戦で当時世界119位のアルカラスと初対戦しており、6-4、7-6(2)で勝利を収めている。

またこの2つの準決勝でもう一つの注目ポイントは世界王者の座をかけた争いだ。大会12日目にそれが決まる可能性もある。アルカラスとルードがどちらも準決勝で敗れた場合は、ナダルが2020年1月以来に世界王者へと返り咲くことが確定する。だが、アルカラスかルードのどちらか一方が決勝へと進んだ場合は、新たな世界王者が誕生することとなる。アルカラスとルードの両者が決勝へ進んだ場合は、大会最終日に初のグランドスラムのタイトルと世界王者の座をかけて争い、勝者は初めての世界王者に、敗者は初めての世界2位に到達する。

【世界王者が決まる4つのパターン】
■アルカラスとルードが準決勝で敗れた場合→ナダルが世界王者に
■準決勝でアルカラスが勝利し、ルードが敗れた場合→アルカラスが世界王者に
■準決勝でルードが勝利し、アルカラスが敗れた場合→ルードが世界王者に
■準決勝でアルカラスとルードが勝利した場合→決勝で勝利した方が世界王者に

男子ダブルスはついに決勝戦を迎え、前回チャンピオンで第1シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)組と第2シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)組が登場する。この二組が最後に対戦したのは今年3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」準々決勝で、その際はラム/ソールズベリー組が7-6(4)、7-5で勝利している。だが2月の「ATP500 ドバイ」1回戦ではクールホフ/スクプスキー組が7-6(4)とリードしていたところ、ラム/ソールズベリー組が棄権したことにより勝利を手にした。ラム/ソールズベリー組とクールホフ/スクプスキー組は今季グランドスラムの優勝はないが、それぞれマスターズ1000大会のタイトルを2つずつ獲得している。ラム/ソールズベリー組がタイトル防衛を果たすのか、クールホフ/スクプスキー組が悲願のグランドスラム初優勝を成し遂げるのか目を離せない。

女子ダブルスでは、第12シードのキャロライン・ドラハイド(アメリカ)/ストーム・サンダース(オーストラリア)ペアとキャサリン・マクナリー(アメリカ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)ペアが決勝進出をかけて争う。

車いす男子シングルスの部では、第1シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)が三木拓也(日本/トヨタ自動車)と決勝進出をかけて対戦。二人は過去9回対戦し、国枝が全勝している。女子では第2シードの上地結衣(日本/三井住友銀行)が、ジェシカ・グリフィオン(オランダ)と準決勝で対戦予定。対戦成績は上地の21勝14敗で、2019年以降は上地が7連勝中だ。

車いす男子ダブルスの部には、小田凱人(日本/東海理化)/アレハンデル・カタルド(チリ)組が、女子ダブルスの部には田中愛美(日本/長谷工コーポレーション)/ジュ・ジェンジェン(中国)組、第2シードの上地/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)組、大谷桃子(日本/かんぽ生命保険)/グリフィオン組といった日本人選手が続々と登場する。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのティアフォー
(Photo by Elsa/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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