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国枝vs三木、上地vs大谷、田中、小田、ジュニアの高室らがシングルス・ダブルス準決勝に挑む![全米オープン]

「全米オープン」での三木

今年最後のグランドスラム、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)も残すところあと3日。大会12日目には、国枝慎吾(日本/ユニクロ)らの出場する車いすの部の、シングルスとダブルスの準決勝が行われる。大会公式ウェブサイトなどが報じている。

車いすの男女シングルスは各16名、クアードシングルスは8名が出場。男女ダブルスは各8組、クアードダブルスは4組が参加。今回初めて行われるジュニア車いすの部には、男女シングルス各8名、ダブルス各4組が参戦している。

車いすテニス界のレジェンド、38歳の国枝は、シングルス1回戦で世界ランキング7位のヨアキム・ジェラード(ベルギー)に6-3、7-5で、準々決勝では世界6位のマルティン・デ ラ フェンテ(スペイン)に6-1、6-2で、いずれもストレート勝利。国枝は「全米オープン」3連覇、年間グランドスラム達成まで、あと2勝に迫った。国枝の準決勝は会場で2番目に大きいスタジアムであるルイ・アームストロング・スタジアムで、現地正午(日本時間の10日午前1時)に開始予定だ。

その国枝と決勝進出をかけて戦うのは、2014年「全仏オープン」以来8年ぶりのグランドスラム出場を果たした世界10位の33歳、三木拓也(日本/トヨタ自動車)。三木は1回戦で、これまで8度対戦して全敗していた第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に、6-3、7-6(2)でストレート勝利。準々決勝では世界11位の23歳ルーベン・スパールハレン(オランダ)を6-4、6-3で倒した。国枝とは過去9回対戦してまだ勝ったことはないが、フェルナンデスの例もある。二人の熱い闘いを期待しよう。

同じルイ・アームストロング・スタジアムの第3試合には、ダブルス世界11位、16歳の小田凱人(日本/東海理化)が登場。小田と同14位、24歳のアレハンデル・カタルド(チリ)のペアは、初戦で同25位の三木と同16位ケイシー・ラツラフ(アメリカ)のペアに2-6、6-3、[10-4]で逆転勝利。準決勝では第1シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)ペアと対戦する。ヒュウェットとリードはダブルスランキング1位と2位、今季すでに「全豪オープン」と「全仏オープン」を制している強豪ペアだ。

続く第4試合では、ダブルス世界8位の26歳、田中愛美(日本/長谷工コーポレーション)が、同4位の33歳ジュ・ジェンジェン(中国)とのペアで準決勝に臨む。田中/ジュ組は今季、スイス、ベルギー、タイなど世界各地で5度の優勝を遂げている。今大会初戦では世界14位のPauline Deroulede(フランス)と世界10位のカタリーナ・クルーガー(ドイツ)のペアに6-3、6-1でストレート勝利。準決勝では、第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)/アニーク・ファンクォト(オランダ)ペアに挑む。デ グロート/ファンクォト組は、今季「全豪オープン」と「全仏オープン」を含む5大会で優勝。準々決勝ではダブルス世界12位の船水梓緒里(日本/筑波大学)と同18位のアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)のペアを6-1、6-1で倒している。

日本の女子車いすテニス界を牽引し続ける28歳の上地結衣(日本/三井住友銀行)は、まずコート7の第1試合でシングルスの準決勝を戦う。シングルス世界2位の上地は、1回戦では世界11位のマカレナ・カブリラーナ(チリ)に、準々決勝ではダブルスパートナーである世界5位のクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)に、いずれも1ゲームしか与えずに圧勝した。準決勝の相手となる世界7位の37歳ジェシカ・グリフィオン(オランダ)は、シングルス世界4位のジュに6-1、6-3で、同9位の田中に6-1、6-2で勝ち進んできた。対戦成績は上地の21勝14敗で、2019年以降は上地が7連勝中だ。

そして上地はダブルスの準決勝では、大谷桃子(日本/かんぽ生命保険)とグリフィオンのペアとの対戦となる。ダブルスでは世界3位である上地のパートナーは、同6位のモンジェーヌ。上地とモンジェーヌのペアは今季スペインとフランスの大会で優勝している。初戦では世界7位のダナ・マシューソン(アメリカ)と世界5位のルーシー・シューカー(イギリス)のペアを、こちらも1ゲームしか落とさずに撃破。マシューソンは今年の「ウィンブルドン」のダブルスでグランドスラム初優勝を遂げたが、その時のパートナーは上地だった。

一方、ダブルス世界16位の大谷と同13位のグリフィオンのペアは、初戦で同17位の高室冴綺(日本/スタートライン)と同9位のマカレナ・カブリラーナ(チリ)のペアを6-3、6-0で破った。グリフィオンは今季ダブルスで2度優勝している。上地ペアと大谷ペアのダブルス準決勝は、コート6の第4試合に組まれている。

グランドスラムで初開催となるジュニア車いすの部では、ジュニア世界ランキング9位、15歳の高室侑舞 (日本/荏原SSC)が、まずコート13の第2試合でシングルス準決勝に挑む。初戦では世界7位の17歳Ellie Robertson(イギリス)と初対戦し、6-3、6-4でストレート勝利。準決勝の相手となる第2シード、世界3位の18歳Ruby Bishop(イギリス)は、初戦でSabina Czauz(アメリカ)を6-1、6-1で破っている。高室とBishopはこれが初対戦となる。

さらに高室は、コート12の第4試合でダブルスの初戦に臨む。高室のパートナーはシングルスで負かした相手である世界7位のRobertson。対戦相手は第1シードで、世界4位の17歳Jade Moreira Lanai(ブラジル)と世界2位の15歳Maylee Phelps(アメリカ)のペアだ。高室のパートナーであるRobertsonは、今季ダブルスで3つのタイトルを獲得している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」での三木
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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