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年間GSと大会3連覇のかかる国枝や上地らが登場!ジュニアの坂本、木下は前日の試合が雨で持ち越しに[全米オープン]

「ウィンブルドン」での国枝

今年最後のグランドスラム、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)。大会10日目には、国枝慎吾(日本/ユニクロ)らの出場する車いすの部が開幕。ジュニアの坂本怜(日本/チェリーTC)の男子シングルス2回戦と、木下晴結(日本/LYNX TA大阪)の女子ダブルス1回戦は前日の雨で延期となり、本日行われる予定だ。大会公式ウェブサイトなどが報じている。

車いすの男女シングルスは各16名が出場。クアードシングルスは8名。男女ダブルスは各8組、クアードダブルスは4組が参加する。ジュニアのシングルス本戦には男女各64名が、ダブルスには男女各32チームが出場している。

車いすテニス界のレジェンド、38歳の国枝は、会場内で3番目に大きいスタジアムであるグランドスタンドの第1試合に第1シードとして登場。開始予定時間は現地午前11時(日本時間の24時)。国枝はこれが14大会連続14回目の「全米オープン」出場で、これまでに8回優勝、2020年から2連覇中だ。グランドスラムではシングルスだけで28回の優勝を遂げており、今年は「全豪オープン」「全仏オープン」「ウィンブルドン」を制して、年間グランドスラム達成の期待がかかっている。対戦相手はシングルス世界ランキング7位の33歳、ヨアキム・ジェラード(ベルギー)。ジェラードは「全米オープン」では2015年と2020年のベスト4が最高成績だが、グランドスラムでは2021年の「全豪オープン」と「ウィンブルドン」を制している。対戦成績は国枝の24勝7敗で、現在国枝が4連勝中だ。

男子はそのほかに日本から2選手が出場。第4シードとなった16歳の小田凱人(日本/東海理化)は、今年の「全仏オープン」、「ウィンブルドン」に続いて3大会目のグランドスラム出場。全仏では2勝をあげたが、「ウィンブルドン」では初戦でジェラードに敗れた。2021年に8大会で優勝して今年15歳でプロとなった小田は、7月の「スイス・オープン」で優勝している。1回戦の対戦相手は世界12位の29歳ダニエル・カベルサスチ(スペイン)で、対戦成績は小田の2勝1敗。コート6で日本時間の24時に開始予定の第1試合に組まれている。

世界10位の33歳、三木拓也(日本/トヨタ自動車)は、コート4の第2試合で第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦予定。三木は2014年「全仏オープン」以来8年ぶりのグランドスラム出場となる。今季はイスラエル、ドイツ、オーストリアの3大会で優勝。対するフェルナンデスは世界3位の28歳、今季はスペインとフランスの2大会で優勝。過去に8度対戦しているが三木はまだフェルナンデスに勝ったことがなく、今回初勝利をあげられるか。

同じコート4の続く第3試合では、女子シングルス世界15位の27歳、高室冴綺(日本/スタートライン)が、世界5位の36歳クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)との初戦に臨む。高室は今季カナダやルーマニアで行われた5つの大会で優勝。対するモンジェーヌはこれが7回目の「全米オープン」出場で、グランドスラムでは昨年の「ウィンブルドン」で準優勝。二人は過去に4回対戦しているが、高室もモンジェーヌからの初勝利を目指す。

日本人選手の試合がずらりと並んだコート8の日本時間24時に開始予定の第1試合には、まず世界8位の27歳、大谷桃子(日本/かんぽ生命保険)が登場。大谷はこれが3年連続3度目の「全米オープン」出場で、グランドスラムでの最高成績は2020年「全仏オープン」での準優勝。初戦の対戦相手は同い年の世界12位アンヘリカ・ベルナール(コロンビア)。二人は2019年に一度対戦したことがあるだけで、その時はベルナールが勝利している。

続く第2試合は世界9位の26歳、田中愛美(日本/長谷工コーポレーション)と、世界14位の21歳、船水梓緒里(日本/筑波大学)との日本人同士の対戦となった。田中は今季、イスラエルの大会で優勝。一方の船水は今年韓国の大会を制している。二人の対戦では2019年までは田中が8連勝していたが、2021年からは船水が5連勝中だ。

第3試合には日本の女子車いすテニス界を牽引し続ける28歳の上地結衣(日本/三井住友銀行)が、第2シードとして登場。左打ちの上地は、今季スペイン、フランス、タイなど5大会で優勝。「全米オープン」は9大会連続9回目の出場で、2014年と2017年にタイトルを獲得。グランドスラム全体では8回の優勝を遂げている。1回戦の相手である世界11位の30歳マカレナ・カブリラーナ(チリ)とはこれまで5回対戦し、上地の5勝0敗となっている。

続く第4試合では、クアードシングルス世界9位、41歳の菅野浩二(日本/リクルート)が初戦を戦う。左打ちの菅野は今シーズン神戸と、タイで行われた2大会とで3つのタイトルを獲得。「全米オープン」は2年連続2回目の出場となる。対戦相手は世界6位の29歳Donald Ramphadi(南アフリカ)。二人の対戦成績は2勝2敗と互角だが、直近の今年5月に行われた「ワールド・チーム・カップ」での対戦では、菅野がストレートで勝利している。

現地9月6日は雨で外コートでの試合がすべてキャンセルされ、7日に順延された。ジュニア世界ランキング27位、16歳の坂本は、今季シングルスで4回、ダブルスで3回の優勝を遂げている。1回戦では予選勝者の世界370位Calvin Baierl(アメリカ)に6-1、7-6(4)でストレート勝ちした。2回戦の相手は第13シードのGerard Campana Lee(韓国)。Campana Leeは世界20位の17歳。今年はシングルスで1度タイトルを獲得している。1回戦では世界76位の18歳Alessio Basile(ベルギー)に3-6、6-2、6-3で逆転勝利した。坂本とCampana Leeは、これが初対戦となる。二人の対戦は現地午前10時(日本時間23時)に第1試合が開始予定であるコート11の、第2試合となっている。また雨で試合日程が滞ったため、この試合に勝利すれば同日に3回戦となる可能性もあるようだ。

木下のダブルス1回戦はコート16の第6試合となっており、現地午後4時(日本時間の8日午前5時)以降に開始予定だ。世界53位、15歳の木下のパートナーは、世界60位の17歳Anastasiia Gureva(ロシア)。木下は今年、ダブルスで一度優勝。Gurevaはシングルスで一度、ダブルスで一度タイトルを獲得している。木下/Gurevaペアの初戦の相手は、第8シードのCeline Naef(スイス)/Amelie Van Impe(ベルギー)ペア。世界6位、17歳のNaefは、今季シングルスで2度優勝。世界61位、18歳のVan Impeは、ダブルスで一度優勝している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」での国枝
(Photo by Sebastian Frej/MB Media/Getty Images)

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