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ナダル敗れる。チリッチも敗退でグランドスラム新王者が誕生へ[全米オープン]

「全米オープン」でのナダル

現地9月5日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)大会8日目、男子シングルス4回戦で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が敗れた。大会公式ウェブサイトなどが伝えている。

ナダルは第22シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦。二人のこれまでの対戦成績はナダルの2勝0敗だが、ティアフォーは試合前の記者会見で「僕は(最後にナダルと対戦した)2019年の時とは別の選手」と自信を見せていた。ティアフォーは実際、3度目の対戦でナダル相手に一歩も引かないプレーを見せ、第1セット第7ゲームでラリーから両者初めてのブレークチャンスを生かし、そのまま第1セットを取る。今季いくつもの怪我に見舞われていたナダルは「“全豪オープン”ほどのプレーはできていない」と試合前に話していたように、第2セットを取ったものの、そこからレベルを上げられず。最後は5ゲームを連取され、4セットで敗れた。ティアフォーはこれが3年連続の4回戦で、準々決勝進出を果たしたのは今回が初めてとなる。

今年のナダルは「全豪オープン」と「全仏オープン」で優勝。そして「ウィンブルドン」では腹筋の怪我により準決勝前に棄権していたため、今季プレーしたグランドスラムで23試合目にして初黒星を喫している。ティアフォーに敗れた後、「違いは明白だよ。僕が酷い試合をしてしまったのに対して、彼はいいプレーをしていた。僕は長いことハイレベルでプレーできていない。素早く動けず、ボールを何度も早目に打ってきた彼を押し戻すことができなかった」と振り返った。

ベスト8が決定したこの日、ナダルに続いて、元全米王者で第15シードのマリン・チリッチ(クロアチア)も第3シードの19歳カルロス・アルカラス(スペイン)とのフルセットの末に敗れたため、グランドスラム優勝経験者が全員消えることに。そのため、ダニール・メドベージェフ(ロシア)が優勝した2021年の「全米オープン」以来、4大会ぶりに新たなグランドスラム王者が誕生することが確定している。

またナダルの敗退により、世界王者争いの条件も変化。準々決勝に勝ち残っているアルカラスと第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)は、大会後に世界1位に立つためには少なくとも決勝進出が必要となる。彼らが準決勝までに敗れれば、ナダルが世界王者に返り咲く。

ティアフォー、アルカラスのほかには、第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)にストレート勝ち、第11シードのヤニク・シナー(イタリア)が世界ランキング73位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)をフルセットで退けて、準々決勝へと勝ち進んだ。

一方の男子ダブルスでもベスト8が決定。「全豪オープン」王者である第8シードのタナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア)ペアを破った第11シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ロイド・グラスプール(イギリス)ペアのほか、第2シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)ペア、第13シードのフアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)ペア、マルセロ・デモリネル(ブラジル)/ジョアン・ソウザ(ポルトガル)ペアが3回戦を突破している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのナダル
(Photo by Mike Stobe/Getty Images)

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