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セレナ敗れる。世界46位トムヤノビッチが4回戦へ[全米オープン]

「全米オープン」でのセレナ

現地9月2日、元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)女子シングルス3回戦で世界ランキング46位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)と対戦。セレナが5-7、7-6(4)、1-6で敗れ、3回戦敗退。試合時間は3時間5分。

現役引退を表明している40歳のセレナは、「全米オープン」では2年ぶり21回目の出場。2012年大会からの3連覇を含む6回優勝している。一方、29歳のトムヤノビッチは6年連続9回目の出場。3回戦に挑むのは前回大会に続いて2回目となる。二人が対戦するのはこれが初めて。

試合は、コイントスに勝ったトムヤノビッチがレシーブを選んだため、セレナのサーブでスタート。セレナのファーストサーブがなかなか入らないこともありトムヤノビッチがいきなりブレークするが、セレナもラブゲームで取り返して1-1。この試合でもセレナのポイントが決まる度、これまでと同じように会場から大歓声があがる。第3ゲーム以降はお互いに危なげなくサービスゲームをキープしていたが、第8ゲームでネットプレーからチャンスを作ったセレナが5-3のリード。これで第9ゲームはセレナのサービング・フォー・ザ・セットとなるも、セレナのミスショットが重なり、トムヤノビッチがブレークバックを果たす。トムヤノビッチは第11ゲームでセレナのコースを予測してフォアハンドのウィナーを決めたことで流れに乗り、最後はダウンザラインで再度の1ブレークアップに成功。続くサービング・フォー・ザ・セットをキープし、トムヤノビッチが第1セットを取った。

今大会のシングルスで初めて第1セットを落としたセレナだが、第2セットに入るとギアを上げ、強烈なサーブや効果的なネットプレーで4-0とリード。しかしゲームポイントを得ていた第5ゲームを落として流れが変わる。積極的に前に出て早目にポイントを取ろうとするセレナだが、トムヤノビッチのラリーからポイントを重ねる戦法によって疲れが見え始め、第8ゲームのサービング・フォー・ザ・セットで訪れた4回のセットポイントも決めきれない。第5ゲーム以降の6ゲームのうち5ゲームを奪われ、5-5と追いつかれる。そのままタイブレークに突入し、1-1の場面でトムヤノビッチのショットがネットにかかり、セレナがミニブレーク。だがセレナもトムヤノビッチの深いショットからミスを犯し、4-4と追いつかれる。それでもセレナはラリーからダウンザラインを決め、6-4で5度目のセットポイントを迎えると、続くポイントも取ってセットカウント1-1とした。

最終セットは、第1セットと同じくお互いにブレークし合う形でスタート。しかし、セレナは第4ゲームでピンチを迎えてしまい、3度はサーブなどでしのいだものの、4度目でセレナのショットがアウトになり、1-3のビハインドに。これでリズムを掴んだトムヤノビッチが第2ゲームから5ゲームを連取して5-1。そしてトムヤノビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲーム、セレナは会場に駆けつけた家族や観客からあらためて大きな拍手と声援を送られる中、目に涙を浮かべつつも戦い抜く。相手のマッチポイントを5回しのぎ、ブレークチャンスも3回作るが、最後はショットがネットにかかり試合終了となった。

試合後、オンコートインタビューに応えたセレナは「幸せの涙」を浮かべながら家族やファンへメッセージ。「何十年も支えてくれてありがとう。人生で最も素晴らしい旅路だったわ」と語った。インタビュアーから「(引退を)考え直す気はない?」と聞かれると、笑いながら「そのつもりはないわ。でも絶対ないとは言えないわね」と答えている。

勝ったトムヤノビッチは、4回戦で世界35位のリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全米オープン」でのセレナ
(Photo by Al Bello/Getty Images)

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