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男子の最速サーブベスト5! 1位に輝いたビッグサーバーは?

「全仏オープン」でのイズナー

テニスでラリーの土台を作るのはサーブだ。選手はサービスボックスの中にサーブを入れるチャンスを2度与えられる。通常、ファーストサーブの方がセカンドサーブよりスピードが速い。サーブはフラットに打つことも、スピンを加えることもできる。選手はサービスボックスの端の方、サイドライン側かセンターライン側を狙って打つ。

サーブのスピードが速ければ速いほどリターンは難しくなる。また、サーブの速さはサーフェスによっても異なる。グラスコートやハードコートの方が、クレーコートよりサーブは速くなる傾向がある。

サーブの速さを測定するのは、スピードガンやスピードレーダーだ。しかし、サーブ速度が記録として残されるためには、ATP(男子プロテニス協会)が認証した機器によって測定される必要がある。

これまで50試合以上で時速230km以上のサーブが打たれたが、その全てがツアーや大会本戦で記録されたというわけではなかった。ATPは公式の歴代最速サーブのリストを持たない。これは、全ての大会でサーブの速度を測定するのに用いられている技術が統一されていないからだ。

今回は、ATPに公式記録として認められている最速サーブを放った男子選手を5人紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

5位:アンディ・ロディック(アメリカ) 時速249.4km
2004年の「デビスカップ」準決勝では、アメリカとベラルーシが対戦。第一試合に出場したのは、ロディックとウラジミール・ボルチコフ(ベラルーシ)だった。元世界王者のロディックは17本ものサービスエースを放ち、ボルチコフにストレート勝ちした。

ロディックは試合の最後のゲームで時速249kmを超えるサーブを打ち、自身の最速サーブの記録を更新。「良いのを打てたよ。ファンにとっては楽しいよね。僕にとっては、あくまで1つのポイントだ。将来、人に自慢できるようなことだね」と試合後に語っていた。

4位:ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 時速249.9km
ラオニッチは、2012年の「ATP250 サンノゼ」に第3シードとして出場した。ラオニッチは1セットも落とさず勝ち続け、2年連続優勝を達成。キャリアを通じて3つ目、2012年シーズン2つ目のタイトル獲得となった。

優勝までの道のりでハイライトの1つとなったのが、準決勝のライアン・ハリソン(アメリカ)戦でラオニッチが時速249.9kmのサーブを決めたことだった。

3位:イボ・カルロビッチ(クロアチア) 時速251km
2011年「デビスカップ」のワールドグループ1回戦で、クロアチアはドイツと対戦した。最初の2つのシングルス戦では、マリン・チリッチ(クロアチア)とフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)がそれぞれ勝利を収めた。

ダブルス戦で、カルロビッチはイバン・ドディグ(クロアチア)とペアを組み、クリストファー・カス(ドイツ)/フィリップ・ペッシュナー(ドイツ)ペアと対戦した。

カルロビッチ/ドディグ組はセットカウント2-1でリードを奪う。そして第4セットの第2ゲーム、40-40の場面でサーブを打つことになったカルロビッチは、相手のボディを目がけて時速251kmの高速サーブを放った。サーブは返されたがアウトになり、カルロビッチは当時の最速サーブ記録を更新した。その後、試合はカス/ペッシュナー組の勝利で終わった。

2位:アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン) 時速252km
ダビドビッチ フォキナは今年の「ATP1000 モンテカルロ」でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り周囲を驚かせた。決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)に敗れたが、マスターズ1000大会で初の準優勝という好成績を残した。

しかし、その後ダビドビッチ フォキナはクレーコートで行われた7試合のうちで4敗を喫する。そのうちの1つが、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)との一戦だった。第1セットを奪ったにも関わらず、ダビドビッチ フォキナは逆転を許し敗退。その中で、ダビドビッチ フォキナは時速252kmのサーブを放った。また、この試合での彼の平均サーブ速度は時速190kmだった。

1位:ジョン・イズナー(アメリカ) 時速253km
イズナーはヤニク・シナー(イタリア)と対戦した今年の「ウィンブルドン」3回戦で、カルロビッチの持つ通算サービスエース数1万3728本という最多記録を1万3748本へと更新し、新記録を樹立した。イズナーはビッグサーバーとして知られており、これまで何度も時速250kmを超えるサーブを打っている。

最速サーブが記録されたのは2016年の「デビスカップ」でのこと。ワールドグループ1回戦でオーストラリアと対戦したアメリカは、1勝2敗で追いかける展開に。そんな中、イズナーはバーナード・トミック(オーストラリア)と対戦。2セットリードしていたイズナーは、第3セットの第12ゲームで、時速253kmのサービスエースを決めた。その後イズナーは試合に勝って、アメリカの勝利に大きく貢献した。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのイズナー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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