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世界王者メドベージェフ、チチパス、キリオス、ティームらが1回戦に登場![全米オープン]

「全豪オープン」でのキリオス(左)とコキナキス(右)

いよいよ今年最後のグランドスラム「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)が開幕する。大会初日には、世界王者で昨年覇者のダニール・メドベージェフ(ロシア)や第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)をはじめスター選手らが続々と登場。大会公式ウェブサイトなどが報じている。

第1シードのメドベージェフは世界ランキング111位のステファン・コズロフ(アメリカ)と対戦予定。メドベージェフの今年の戦績は34勝12敗、今月初旬の「ATP250 ロスカボス」で今季初優勝。だがその翌週には「ATP1000 モントリオール」の初戦でニック・キリオス(オーストラリア)に敗れ、続く「ATP1000 シンシナティ」ではベスト4に進出したが、同世代ライバルの一人であるチチパスにフルセットの末に敗れた。今大会後に昨年の優勝で得た2000ポイントを失うメドベージェフは、世界1位の座を守るためには最低でも決勝に進出しなければならない。「全米オープン」はこれが6年連続6回目の出場で、2021年優勝、2019年準優勝。グランドスラム全体では22回目の出場で、2021年と2022年の「全豪オープン」で準優勝している。対する24歳のコズロフは自己最高ランキング103位、ツアーでの優勝はまだない。グランドスラム出場は今年の「全豪オープン」、「ウィンブルドン」に続いて3回目だが、「全豪オープン」では2回戦に進出している。二人は2016年の「ウィンブルドン」予選で一度対戦したことがあり、メドベージェフがストレートで勝利している。

チチパスは予選勝者の世界94位ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)と対戦する。今季46勝16敗、「ATP1000 モンテカルロ」と「ATP250 マヨルカ」でタイトルを獲得しているチチパスは、今大会で優勝、あるいは準優勝すれば、世界1位となるチャンスがある。チチパスとガランはこれが初対戦。

今大会後に世界王者になるチャンスがあるのはメドベージェフ、ラファエル・ナダル(スペイン)、カルロス・アルカラス(スペイン)、チチパス、キャスパー・ルード(ノルウェー)の5人だが、第5シードのルードは本日、プロテクトランキングで出場するカイル・エドマンド(イギリス)との1回戦に臨む。ルードの場合も世界1位となるためには最低でも決勝進出が条件となる。エドマンドは2018年から左膝の怪我に苦しみ、2020年、2021年、2022年の3度手術を受けて今年7月に実戦に復帰したばかりだが、元世界14位の実力者だ。ルードとエドマンドも今回が初対戦となる。

元グランドスラム王者であるアンディ・マレー(イギリス)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、スタン・ワウリンカ(スイス)も本日1回戦に登場する。マレーは「全米オープン」までにシード権が取れるくらいランキングを上げたいと語っていたが叶わず、初戦からシード選手との対戦となってしまった。相手は第24シードの24歳フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)。2012年大会王者のマレーはこれが16回目の「全米オープン」出場で、グランドスラム全体では55回目、2013年と2016年の「ウィンブルドン」でも優勝している。セルンドロは「全米オープン」本戦はこれが初出場。グランドスラムは4回目の出場で、まだ1回戦の壁を破ったことはない。この二人もこれが初対戦だ。

2020年大会覇者であるティームも、1回戦からシード選手と戦うことに。初戦の相手は第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)。グランドスラムでは「全米オープン」で最も好成績を残しているカレーニョ ブスタは、2017年と2020年にベスト4に進出。ティームとカレーニョ ブスタは2020年以降は一度も対戦していないが、2019年までに7度対戦し、ティームの7勝0敗となっている。

2014年「全豪オープン」、2015年「全仏オープン」、2016年「全米オープン」を制しているワウリンカは、初戦でラッキールーザーの世界112位コランタン・ムーテ(フランス)と対戦。23歳のムーテは5年連続5回目の「全米オープン」出場で、2020年に3回戦に進出している。ワウリンカとムーテは今年の「全仏オープン」1回戦と2020年「ATP250 ドーハ」準決勝で対戦しており、いずれもムーテが勝利している。

また「全米オープン」のセンターコートであるアーサー・アッシュ・スタジアムで行われるナイトセッションと言えば、いつもスター選手らが登場して大盛り上がりの試合だが、今年はその初日に第23シードのニック・キリオス(オーストラリア)と同胞の世界70位タナシ・コキナキス(オーストラリア)との試合が組まれた。キリオスは威力があり多彩なサーブ、ドロップショットや股抜きロブなどを自在に使うエンターテイニングなテニスの才能と、コート内外での問題行動や問題発言で常に注目を集めている選手。コキナキスはそのキリオスと組んだ今年の「全豪オープン」の男子ダブルスで、双方にとって初めてのグランドスラムタイトルを手にした相棒だ。二人は2013年と2014年に下部大会で2度対戦して2度ともキリオスが勝利しているが、ツアーレベルでの対戦はこれが初めて。見ごたえのあるエキサイティングな試合を期待したい。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのキリオス(左)とコキナキス(右)
(Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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