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女子の最速サーブベスト5!公式記録には載らなかった時速220kmのサーブも

「WTA250 バッドホンブルク」でのリシツキ

サーブが速いことは、テニスでは大きなアドバンテージになる。その後のラリーの流れを決めることができる上に、そのままポイントを取ることも可能だ。テニスの試合では、選手はサーブを決めるチャンスを2回与えられる。ほとんどの場合、ファーストサーブの方がセカンドサーブより速い。今回は、女子選手の中で最も速いサーブを記録したことのある選手を5人紹介する。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

テニスのサーブの速度は多くの要素に左右される。そのうちの多くは、その選手の強みや弱みに直結するものだ。そのほかに、試合が行われるサーフェスなど、外部の要因も関わってくる。速いサーブはハードコートやグラスコートで打たれることが多く、クレーコートでは遅くなる傾向にある。そしてフラットサーブの方が、スピンサーブよりも速くなる。

女子テニスでは、時速200kmあれば最速サーブの記録を作る可能性が高くなる。これまで少なくとも20人の女子選手が時速200kmを超えるサーブを放っているが、全てが公式に記録されたものではない。

1989年以降、スポーツメディアテクノロジー(SMT)とインフォメーション&ディスプレイシステム(IDS)が数々のツアー大会でのサーブのスピードを計測している。しかし、全ての大会がWTA(女子テニス協会)に認証された測定機器を配置しているわけではない。例えば、2018年の「WTAエリート・トロフィー」でアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は時速214kmのサーブを打ち歴代2位の記録を作ったが、WTAの公式記録として認定されなかった。

また、最速サーブとして認定されるには、大会の本戦で打たれたものである必要がある。2018年、ジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)は「WTA250 ブダペスト」で時速220kmのサーブを放った。女子テニス史上最速サーブだったにも関わらず、予選で打たれたサーブだったため、公式記録には残っていない。

それでは、これまでWTAの公式記録として残された最速サーブトップ5を紹介する。

5位:セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 時速207km
2013年、セレナは「全豪オープン」に第3シードで出場した。1回戦と2回戦では合計2ゲームしか落とさない快勝で駒を進め、3回戦では森田あゆみ(日本/安藤証券)と対戦。第1セットを5-1、30-0でリードする中、セレナはセンターライン上に時速207kmのサービスエースを決めてみせた。その後、セレナは6-1、6-3で試合を制している。

続く4回戦もストレートで勝利したセレナだったが、準々決勝でスローン・スティーブンス(アメリカ)にフルセットの末敗れた。

2位タイ:アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア) 時速207.6km
時速207.6kmのサーブを放った女子選手はこれまで3人。トムヤノビッチはその1人だ。

2018年、トムヤノビッチは予選を勝ち抜き「WTA1000 シンシナティ」本戦出場を果たした。1回戦でイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を退け、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦することになった。

試合はハレプに軍配が上がったが、トムヤノビッチは稲妻のような時速207.6kmのサーブを放った。その後、勝利したハレプは同大会で準優勝を果たした。

2位タイ:アリシア・パークス(アメリカ) 時速207.6km
パークスはたった20歳の若さでWTA史に残るサーブを決めた。昨年の「全米オープン」1回戦でオルガ・ダニロビッチ(セルビア)と対戦したパークスは、時速207.6kmのサーブを放ち、女子の「全米オープン」史上最速サーブを記録した。

この試合はパークスにとって初のグランドスラム本戦だった。パークスはサーブの調子は良かったが、試合ではダニロビッチにストレートで敗北。その後出場したグランドスラム3大会では予選を通過できずに終わっている。現在、パークスは世界ランキング150位につけている。

2位タイ:ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ) 時速207.6km
元全米女王のビーナスは、2007年の「全米オープン」の1回戦、キーラ・ナギー(ハンガリー)と対戦した試合でグランドスラム最速サーブを放った(現在ビーナスとパークスがタイ記録で並んでいる)。ビーナスはナギーに3ゲームしか与えずこの試合に勝利した。

ビーナスはこの大会で準決勝に進出し、後に大会を制したジュスティーヌ・エナン(ベルギー)にストレート負けを喫した。

1位:サビーネ・リシツキ(ドイツ) 時速210.8km
リシツキは2014年の「WTA500 スタンフォード」で、女子選手で最も速いサーブを打った。リシツキは1回戦でアナ・イバノビッチ(セルビア)と対戦。第1セット、5-5、40-30の場面でリシツキのラケットから放たれたボールは、女子テニス史上最も速い速度を記録した。

イバノビッチのラケットはボールに触ることはできたが、跳ね返ったボールはサイドラインを越え、アウトとなった。記録的なサーブを放ったリシツキだったが、試合はイバノビッチがストレートで勝利した。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA250 バッドホンブルク」でのリシツキ
(Photo by Joaquim Ferreira/picture alliance via Getty Images)

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