ニュース News

ナダル、アルカラス、チチパス、ルード…全米オープン後に世界1位になる可能性のある選手たち

「全仏オープン」でのチチパス

ATP(男子プロテニス協会)の世界ランキングでは、今年の2月末にダニール・メドベージェフ(ロシア)が史上27人目の世界1位選手となるまで、18年間にわたって世界ナンバー1の座は4人の選手たち、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)によって独占されていた。しかし今、新たな世界王者が生まれる可能性が高まっている。ATP公式ウェブサイトが報じた。

「ウィンブルドン」でのロシア、ベラルーシ選手の出場停止、ランキングポイント無しというイレギュラーもあり、最近のATPランキングの上位争いはかなりの接戦に。そのため、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)後には5人の選手に世界1位となる可能性が浮上している。

5人のうち一人は、現在の世界王者であるメドベージェフ。6,885ランキングポイントの彼は、「全米オープン」ではディフェンディングチャンピオンとして2,000ポイントの防衛に臨む。ナンバー1の地位を保つためには、少なくとも決勝へ進出しなければならない。

世界2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が怪我により「全米オープン」を欠場するため、メドベージェフを追う筆頭となるのが世界3位のナダル。王者とは1,255ポイント差だ。4度の優勝を誇るナダルは、足の怪我のため前回大会に出場しておらず、防衛すべきポイントがない点でも有利。ナダルが首位に立てば、2020年2月以来2年半ぶりとなる。

残る3人、世界4位のカルロス・アルカラス(スペイン)、世界5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)、世界7位のキャスパー・ルード(ノルウェー)は、28人目の新世界王者になる可能性がある。彼らもメドベージェフと同じく、世界1位の座に就くためには最低でも決勝進出が必要だ。

昨年の「全米オープン」でベスト8進出を果たしたアルカラスは、今年の「全仏オープン」でも準々決勝まで駒を進めている。今季ここまでナダルと並んでツアー最多タイの4大会優勝を飾っている勢いそのままに、グランドスラムでベスト4以上へ進むことができるだろうか。19歳のアルカラスは、2001年に20歳で世界王者となったレイトン・ヒューイット(オーストラリア)を抜いて、1973年のATPランキング導入以降で最年少の世界王者となる可能性がある。

チチパスは前回大会では3回戦でアルカラスに敗れたため、防衛すべきポイントが90ポイントと少ないことは好材料だ。ただし、2021年「全仏オープン」でグランドスラム決勝を経験している彼だが、シーズン最後のグランドスラムとの相性は悪く、過去4度の出場で5勝4敗。大会2週目に残ったことはまだない。

今年の「全仏オープン」ファイナリストであるルードも、チチパスと同様に「全米オープン」では3回戦より先に進んだことがない。ルードはもともとクレーコートを得意としているが、今年は「ATP1000 マイアミ」で準優勝、「ATP1000 モントリオール」でベスト4入りするなど、ハードコートでも徐々に結果を出し始めており、ニューヨークでサプライズを起こすことができるか。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのチチパス
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. ナダル、アルカラス、チチパス、ルード…全米オープン後に世界1位になる可能性のある選手たち