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セレナがメーガン妃と対談、仕事と子育ての狭間での苦悩を語る

2016年のイベントで共演したセレナ(右)とのちのメーガン妃(左)

サセックス公爵夫人ことメーガン妃がホストを務めるポッドキャスト番組が8月23日(火)よりスタート。ゲストとしてセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が登場し、子育てなどについて対談した。米スポーツメディアESPNなどが報じている。

自らが所有する制作会社Archewell Audioのもと、Spotifyと複数年契約を結んでいるヘンリー王子とメーガン妃。その一環として放送されることとなったポッドキャスト番組「Archetypes(原題)」で、ホストを務めるメーガン妃は、女性に向けられた固定観念や悪質なレッテルに焦点を当てた議論を展開していく予定だと話していた。

その記念すべき第1回目のゲストとして登場したのは、長年の友人であるセレナ・ウイリアムズ。対談の話題に上がったのは、世界中から注目を集める存在でありながら、子を持つ母としての顔も持つ二人が、仕事の為に子どものケアを満足に行えなかった経験について。

セレナは、4回戦まで勝ち進んだ2018年「全仏オープン」を回想。娘のオリンピアちゃんが手首を骨折したと知って心配な気持ちで眠れない夜を過ごし、そのまま試合に挑まねばならなかったという。「なんとか勝つことができたけど、私はとても感情的になっていて、精神的にかなり消耗し、まさにクレイジーだった」と語り、トッププレーヤーであるがゆえに起こってしまった辛い過去を振り返った。

この話を受けて、「翌朝にプレーしていたとき、あなたがどんな夜を過ごしたかなんて誰も知らなかった。みんな(セレナに)人間らしい部分があるのを忘れてね」と理解を示すメーガン妃。そんな彼女にも、似たような経験があったようだ。

メーガン妃は、家族と一緒に公務で南アフリカを訪れた際、お昼寝中の息子アーチーくんの部屋で火災が発生していたことを告白。幸いにも、乳母が食事をとりにいくためにアーチーくんを連れて部屋を出ており事なきを得たが、「もし…」と思うと恐ろしいエピソードだ。そんなことがあった後、メーガン妃は息子と一緒に過ごしたいと言ったものの、公務を果たさなければならず、その願いは叶わなかったそう。

「“(当人が)どのように感じるか”ではなく、“(周りから)どのように見えるか”に焦点が当てられてしまう。私たちに貼られたラベル、アーキタイプ(典型・原型の意)、そういった枠を壊していくには、みんなが気づけていない、その人の背景にある人間的な部分を理解して、お互いを許容し合っていかなければならない。なぜなら、私たちはそうせざるを得なかったから。――自分の赤ちゃんを放っておかなければいけなかった」

また、番組内では、セレナが自身の引退についても言及。「たしかにプロとしては引退するけど、それは進化でもあるの。私はビジネスもしているしね。それから、ずっと先延ばしにしていたけど、家族をもっと増やしたいとも思ってる」と述べた。

長年テニス界を牽引してきたセレナの引退は残念なニュース。しかし、彼女はきっと、愛する家族と共にこれからもっと輝きを放つ存在になっていくことだろう。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2016年のイベントで共演したセレナ(右)とのちのメーガン妃(左)
(Photo by Kevin Mazur/Getty Images for DirecTV)

WOWOWテニスワールド編集部

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