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ナダルが初戦敗退。学生選手がルードを撃破、マレー、キリオスも敗れる[ATP/WTA1000 シンシナティ]

「ATP1000 シンシナティ」でのナダル

「全米オープン・シリーズ」2つ目のマスターズ1000大会、「ATP/WTA1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月14日~8月21日/ハードコート)。現地17日にも男子第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が敗れるなど、波乱の展開が続いている。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなどが報じている。

先月、腹筋を痛めて「ウィンブルドン」準決勝を前に棄権して以来、約1ヶ月半ぶりの実戦復帰となったナダルは、初戦となった2回戦で世界ランキング152位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦。実はチョリッチは17歳だった2014年10月に「ATP500 バーゼル」でナダルと初対戦し、6-2、7-6(4)で勝利を挙げていた。注目される若手選手の一人だったチョリッチは、2018年には自己最高の世界12位まで到達したが、その後いくつもの怪我に苦しみ、昨年5月には右肩の手術を受けた。今年3月に復帰したが、今大会前までのツアーでの戦績は4勝8敗。だが6月にイタリアのパルマで開催されたチャレンジャー大会で優勝、7月の「ATP500 ハンブルク」でベスト8に進出するなど、ようやく調子を上げてきていた。

昨日のナダル対チョリッチの2回戦では、第1セットは互いに2度のセットポイントをしのぐタイブレークの攻防に。チョリッチがナダルのサービスゲームを初めてブレークしたのは第3セットになってからだったが、そのセットで強さを見せたチョリッチが7-6(9)、4-6、6-3で2時間50分に及んだ攻防を制した。ナダルはこの大会の結果次第で世界王者に返り咲くチャンスがあったが、初戦敗退によってそれはついえた。

またワイルドカード(主催者推薦枠)で出場しているフロリダ大学の学生選手、19歳のベン・シェルトン(アメリカ)は、初戦で世界56位のロレンツォ・ソネゴ(イタリア)にフルセットで勝利。2回戦では第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-3、6-3で破るという大番狂わせを演じた。左打ちのシェルトンは効果的なサーブとリターンに、見事な股抜きロブまで決めて見せた。シェルトンを指導している、父親でフロリダ大学男子テニス部のコーチでもあるブライアン・シェルトン氏は、自己最高世界55位の元プロ選手だ。

そのほかには元世界王者アンディ・マレー(イギリス)が第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)にフルセットで敗退。グラスシーズンから好調さを見せていた元世界13位のニック・キリオス(オーストラリア)は第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)に3-6、2-6で敗れたが、試合中ずっとコートのコンディションや観客の出入りについて主審に文句を言っていた。また試合中に膝の治療を受けていたことも心配されている。前週「ATP1000 モントリオール」で準優勝した第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)は、ビッグサーバーのジョン・イズナー(アメリカ)に6-7(5)、7-6(5)、2-6で初戦敗退となった。

女子では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第6シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、元世界2位のペトラ・クビトバ(チェコ)らがベスト16に進出。第10シードの全米女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス)も、前日のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)戦に続いて元全米女王ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に6-0、6-2で快勝した。

その一方で第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)は世界63位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に、第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は「ウィンブルドン」女王エレナ・リバキナ(カザフスタン)に敗退。また第15シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)は右太腿の怪我のため、世界23位のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)は足首を痛めて、いずれも試合前に棄権している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 シンシナティ」でのナダル
(Photo by Frey/TPN/Getty Images)

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