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ナダル、世界1位返り咲きは「大きな意味がある」

「全仏オープン」でのナダル

腹部の怪我により「ウィンブルドン」以降1ヶ月以上にわたり離脱していたラファエル・ナダル(スペイン)が、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月14日~8月21日/ハードコート)で復帰を果たす。この大会の結果によっては世界ランキング1位に返り咲く可能性があることについて語ったナダルのコメントを、ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

15日に更新された世界ランキングで1位のダニール・メドベージェフ(ロシア)とナダルとのランキングポイント差は1,265ポイントまで縮まっており、メドベージェフがシンシナティ大会の結果によっては22日の更新でさらに360ポイントを失う可能性があるため、シンシナティ大会でナダルが優勝しメドベージェフがベスト8に進出できなければ、22日更新のランキングでナダルが2020年1月以来の世界1位へと返り咲く。もしナダルが22日の世界ランキングで世界1位となれば、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)に第1シードとして出場することができる。

1ヶ月ぶりの公式戦に臨むナダルは、無理するつもりはないと釘を刺しながらも、2020年1月以来に世界王者へ返り咲く可能性について語っている。

「(世界1位に返り咲く)チャンスがあることは僕にとって大きな意味がある。そんなことが再び起きるなんてまったく思っていなかったからね。特に大事なことは健康を保ち、自分が望む大会でプレーできることだけど。自分の身体にとって良くなければプレーするつもりはない」

「これから参加する試合すべてに全力を注ぐ。ただ、それは世界1位になるチャンスがあるからじゃない。それが狙える位置にいることは嬉しいし、(返り咲きが)実現したら幸せだろうけどね」

今季は足の怪我や肋骨の疲労骨折でも離脱していたナダルは、復帰直後から完璧なプレーができるわけがないのだから、戻った当初は辛抱強くいることが大事だと強調した。とはいえ、マスターズ1000大会で復帰する場合はほかの大会よりも大変だとも指摘する。

「大会によっては状況がより厳しくなることも受け入れなければならない。特にマスターズ1000大会ではね。グランドスラムであっても、ドローに恵まれれば、序盤は本調子じゃなくても数試合で勝つチャンスがある。だけどマスターズ大会では難敵ぞろいだから、一試合目から高いレベルでプレーしなければならない。それを僕も今からやるつもりだよ」

なおナダルによれば、腹部はまったく心配ないと言える状況ではないという。今年3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」でも似た箇所を痛めたナダルは、現在の状態について以下のように説明した。

「腹部が軽く裂けていたんだ。サーブを打つたびに腹部には多くの負担がかかるから、危険だね。適切に事を運ばなければならない。僕はツアーでまたテニスがしたい。今季はここまでいい形でプレーできていて、僕自身も楽しめている。シンシナティ大会でも楽しみたい」

ナダルはシンシナティ大会では2013年に優勝。また、2008年と2009年に2年連続で準決勝に進出しており、通算成績は22勝11敗。今回は2017年以来、5年ぶりの出場となる。今季ここまでの戦績は35勝3敗、ハードコートでは20勝1敗で、「全豪オープン」と「全仏オープン」を含む計4タイトルを手にしている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)

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