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カレーニョ ブスタがマスターズ大会初優勝。フルカチュの全勝記録を止める[ATP1000 モントリオール]

「ATP1000 モントリオール」の優勝トロフィーにキスをするカレーニョ ブスタ

現地14日に行われた「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月8日~8月14日/ハードコート)決勝で、世界ランキング23位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)がマスターズ1000大会初優勝を果たした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

第1シードで前回王者のダニール・メドベージェフ(ロシア)、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がそろって初戦敗退となるなど、序盤から波乱の相次いだモントリオール大会。ノーシードのカレーニョ ブスタはマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)やヤニク・シナー(イタリア)をストレートで下すと、決勝では第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)と対戦。

フルカチュは今大会それまでの4試合で合計77本のサービスエースを決めており、準々決勝で破った世界37位のニック・キリオス(オーストラリア)からも「世界有数のサーブの持ち主」と称賛されていた。決勝でもフルカチュは18本のサービスエースを決め、第1セットではカレーニョ ブスタにまったくチャンスを与えずにセットを取る。しかしカレーニョ ブスタはラリーで粘り強いプレーを見せてポイントを重ね、第2セット以降は相手にブレークポイントを許すことなく、3-6、6-3、6-3の逆転勝利を飾った。

アレックス・デミノー(オーストラリア)と組んだ2020年の「ATP1000 シンシナティ」ダブルスで優勝したことのあるカレーニョ ブスタだが、シングルスでマスターズ1000大会の決勝に進出したのは今回が初めて。昨年の「ATP500 ハンブルク」以来およそ1年ぶりに通算7つ目のツアータイトルを獲得したことについて、今年7月に31歳となった本人は「マスターズ1000大会のチャンピオンになれて最高の気分だ。僕のキャリアで一番の結果と言える。いつだってポジティブでいることはとても重要だ。今季これまでは僕のベストシーズンとは言えなかった。普段なら勝てているような試合も落としていたからね。それでも自分や自分のテニス、そしてチームを信じ続けたよ」と述べている。

また、決勝については以下のように振り返った。「第1セットを落としてしまった。サーブが得意な選手が相手だと、1回ブレークされただけでも厳しくなるんだ。でも、自分のプレーはもっと良くなるとわかっていたから、信じ続けることができた。サーブで攻撃的に出て、あとは2回ブレークすれば優勝するには十分だと思っていたからね」

ファイナリストの二人は今大会のダブルスにもそれぞれ出場していたが、そこでの違いも決勝に影響したかもしれない。カレーニョ ブスタがダブルスで1回戦負けだったのに対し、フルカチュはベスト4まで進出しており、準決勝が終わったのは決勝当日の午前1時過ぎだった。25歳のフルカチュは今回がツアー6度目の決勝だったが、初めて決勝で黒星を喫している。

なお、フルカチュがベスト4に終わったダブルスでは、第3シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)ペアが優勝。決勝ではノーシードのダニエル・エバンズ(イギリス)/ジョン・ピアース(オーストラリア)ペアを6-2、4-6、[10-6]で破った。今年から組むようになったクールホフ/スクプスキー組はこれで6大会目の優勝。シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」出場を懸けたレースランキングで1位をキープしている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

写真は「ATP1000 モントリオール」の優勝トロフィーにキスをするカレーニョ ブスタ
(Photo by Minas Panagiotakis/Getty Images)

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