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世界女王シフィオンテクら上位シードが3回戦敗退[WTA1000 トロント]

「全豪オープン」でのシフィオンテク

現地11日に大会4日目を迎えた「WTA1000 トロント」(カナダ・トロント/8月8日~8月14日/ハードコート)。シード選手の早期敗退が相次ぐ同大会では、またしても第1シードの世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)を含む複数の上位シード選手が敗退した。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトなど複数メディアが報じている。

シフィオンテクは初戦となった2回戦で世界ランキング72位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-1、6-2で下しており、好調かと思われた。だが3回戦で今シーズンどんどんランキングを上げてきている世界24位のベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と対戦。アダッド マイアが6-4、3-6、7-5で初めて世界1位選手から勝利を挙げるとともに、ブラジル人女子選手として初のWTA1000大会ベスト8進出を決めた。

6月以来、アダッド マイアは「WTA250 ノッティンガム」と「WTA250 バーミンガム」で連続優勝してツアー15勝を挙げており、同じ期間にそれ以上勝っているのは20勝のカロリーヌ・ガルシア(フランス)だけだ。3回戦は強風の吹く難しいコンディションで、シフィオンテクは簡単にサービスキープをすることができず、最初のセットの第5ゲームで1度のブレークを許すとそのままセットを取られてしまう。第2セットの第1ゲームでもシフィオンテクは5度のブレークチャンスを握られるが何とかしのぎ、第6ゲームで初めてブレークを果たすとこのセットを取り返す。そして迎えた最終セットでは、第1ゲームでいきなりシフィオンテクがブレークに成功するが、すぐさま追いつかれる。第6ゲームではシフィオンテクがブレークされるが、続く第7ゲームですぐにやり返す。4-5で迎えたシフィオンテクのサービスゲームでマッチポイントを握られるが、そこはしのぐ。5-6で再び迎えたシフィオンテクのサービスゲームではさらに2度のマッチポイントを防ぐも、3度目でついに決められてしまった。

キャリア最大の勝利を挙げたアダッド マイアは、「これまでたくさんの苦難を潜り抜けてきた。まだ26歳なのに、4度も手術を受けた。でも15年間、こんな瞬間のために、この夢のために、一生懸命努力してきたの」と喜びをあらわにした。一方のシフィオンテクは「最初、コート上でリズムに乗れなかった。彼女は左利きだから、サーブに対応するのが難しかった。でもあのひどい風がなければ、何とかなったかもしれない」と語った。

その他には第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が昨年覇者の世界29位カミラ・ジョルジ(イタリア)に3-6、6-0、7-5で逆転勝利。第10シードの18歳ココ・ガウフ(アメリカ)は3時間11分のキャリア最長試合を戦い抜いて、第6シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)を7-5、4-6、7-6(4)で破った。元全米女王ビアンカ・アンドレスク(カナダ)は世界51位の19歳ジャン・チェンウェン(中国)に5-7、7-5、2-6で敗退。「東京オリンピック」の金メダリスト、第12シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)は、第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)をストレートで撃破。第14シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)は6-1、6-7(9)、6-3で第3シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を倒した。第15シードの元世界女王シモナ・ハレプ(ルーマニア)は世界21位のジル・タイヒマン(スイス)に、世界46位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)は世界35位のアリソン・リスク(アメリカ)に、それぞれストレート勝利でベスト8進出を決めている。

シングルス2回戦でアダッド マイアに敗退した昨年の「全米オープン」準優勝者レイラ・フェルナンデス(カナダ)は、妹のビアンカ・フェルナンデス(カナダ)と出場していたダブルスでも2回戦敗退となってしまったが、二人並んで控室のソファーらしきところで寝落ちした可愛らしい写真を大喜びのシフィオンテクに公開されている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのシフィオンテク
(Photo by TPN/Getty Images)

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