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シナー「僕の世代はメンタルヘルスの問題に苦しんできた」

「ウィンブルドン」でのシナー

今季「全豪オープン」と「ウィンブルドン」でベスト8入りを果たし、7月末に行われた「ATP250 ウマグ」では決勝で前回王者のカルロス・アルカラス(スペイン)を下してクレーコートで初優勝を遂げた20歳ヤニク・シナー(イタリア)。コート内で目覚ましい活躍を続けているシナーだが、コート外でもメンタルヘルスの意識を高めるために役割を果たそうとしている。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

大坂なおみ(日本/フリー)はメンタルヘルスの重要性を訴えた選手として広く知られているが、シナーも同様にメンタルヘルスについて安心して話せる環境を望んでいる。今年の「ATP1000 モンテカルロ」期間中に受けたインタビューでシナーは、「僕の世代はメンタルヘルスの問題に苦しんできた。特に新型コロナウイルスによるパンデミックの間は、孤独を感じていた人も多かったと思う。だからその時感じていたことを話せるようになればいいと考えたんだ。誰もが自分の気持ちや目標を安心して話せるコミュニティを作れたら良いとね」と語り、現在の環境を良くしていきたいという姿勢を見せていた。

実際にシナーは昨年から自身のInstagramで、メンタルヘルスに関する問題意識を高めることを目的に始めたシリーズ「あなたを動かしたもの」を主宰。ここでは、パンデミック期間中に抱えていた精神的な苦悩やそれが人生にどんな影響を与えたのかを若手のスポーツ選手らと語り合っている。

プロジェクトを開始した理由に関しては「出身地やどんな人生を歩んできたのか関係なく、誰もがストーリーを持っている。そしてそれらは語られるべきだと思うんだ。僕はこれまでこの企画を通してジュニアのテニス選手やほかのスポーツ選手と話してきたけど、誰とでもここ数年間でのポジティブな経験とネガティブな経験を分かち合うことができた。皆と話ができて光栄だったよ」と明かす。

この取り組みには多くのサポートや好意的な反応が寄せられ、シナーは喜びを語っている。「自分の持つプラットフォームを有効に使い、社会にとって良い還元ができたということは素晴らしい。人々がこのプロジェクトを支援し、サポートする姿勢を示してくれてとても感激だよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのシナー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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