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ナダルがハードコートで最も成功しているカナダ大会での功績とは?

「全豪オープン」でのナダル

グランドスラムで最多となる22度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)は、特にクレーコートで圧倒的な強さを誇ると知られている。このサーフェスでナダルはこれまで63個のタイトルを獲得しており、そのうちの14個は「全仏オープン」でのものだ。

しかしながらナダルの強さはクレーコートだけに留まらず、ハードコートでも健在だ。ハードコートで獲得したタイトルの数は25個で、グランドスラムでは「全豪オープン」で2回、「全米オープン」で4回の優勝を誇る。

また、ナダルが持つ36個のマスターズ1000大会のタイトルのうち10個はハードコートの大会でのもので、その半分はカナダの大会「ATP1000 トロント/モントリオール」で得たものだ。同大会はモントリオールとトロントで毎年男女の大会が交互に行われており、ナダルはモントリオールで3度、トロントで2度優勝を果たしている。このカナダのマスターズ1000大会でのナダルの活躍を、スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

2005年:アンドレ・アガシ(アメリカ)を破って初優勝
ナダルが2004年に初出場した際は、1回戦で当時世界ランキング10位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)に敗れている。しかしその1年後、当時世界2位であったナダルはモントリオールで行われた同大会で優勝するまでわずか2セットしか落とさなかった。

当時まだ10代のナダルは大会初戦で同胞のカルロス・モヤ(スペイン)をフルセットで破った後、続く4試合すべてをストレートで勝ち上がってみせた。決勝ではアメリカの伝説的選手アンドレ・アガシ(アメリカ)をフルセットで下し、ハードコートでの初タイトルを獲得した。

2008年:2度目の優勝
2008年の時点ですでに5つハードコートでのタイトルを獲得していたナダルは、この年グラスコートでも初タイトルを獲得すると「ウィンブルドン」も初めて制し、勢いに乗っていた。

「ATP1000 トロント」でも飛躍は続き、準々決勝でのリシャール・ガスケ(フランス)との試合でこの大会で唯一セットを落としたが、それ以外はすべてストレート勝ち。ナダルにとってトロントの地では初優勝。そしてこの数週間後、ナダルは輝かしいキャリアの中で初めて世界王者の座を手にした。

2013年:5年越しに3度目の優勝
2009年大会以降はなかなか決勝までたどり着けず、2011年は当時世界41位のイバン・ドディグ(クロアチア)にタイブレークの末に敗れ、初出場した2004年以来に初戦で姿を消した。2012年大会への出場を見送った翌年、ナダルは再び決勝の舞台に戻ってきた。

当時世界4位だったナダルは、準決勝で世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。ナダルは約2時間半にも及んだ接戦を6-4、3-6、7-6(2)でものにした。決勝では地元の期待の星、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を破り、同大会で3つ目のタイトルを手にした。さらに、ナダルはこの1週間後に「ATP1000 シンシナティ」で初優勝した後、「全米オープン」で2度目の優勝を果たし、完璧な北米シーズンを締めくくった。

2018年~2019年:クレーコート以外で初のタイトル防衛
2018年大会では完璧に近いプレーを見せた。ナダルはこの週全体で1セットしか失わず、決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ)を下し、この大会4度目のタイトルを手にした。

翌年も同様に大会を通して1セットしか落とさない安定ぶりを見せた。決勝ではダニール・メドベージェフ(ロシア)を相手に一方的な展開となり、最終スコア6-3、6-0で同大会のタイトル防衛を果たした。またこれはナダルにとって、クレーコート以外の大会で初のタイトル防衛でもあった。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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