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オペルカ、最低年俸6億円のNBA選手になれば良かった?

2021年「ATP1000 トロント」でのオペルカ

世界ランキング17位のライリー・オペルカ(アメリカ)が、バスケットボール選手への憧れや長身ゆえの悩みなど、いくつもの話題について語った。スポーツウェブメディア Sportskeedaが報じている。

身長211cmのオペルカがもしテニスではなくバスケットボールを選んでいたら、とんでもない選手になっていたかもしれない。オペルカ自身もそう思っているようで、NBA選手の稼ぎや、一年中アメリカに滞在しながら自家用機で移動できることが羨ましいという。少なくともオペルカの目には、それが最高の生き方として映っているようだ。

「バスケをやっていれば良かった。彼らは生き生きとしているように見える。リーグの最低年俸は500万ドル(約6億6500万円)だ。しかも、アメリカを離れることなく、専用の大きな飛行機で移動できる。最高の生活だよ」

身長を活かした強烈なサーブを得意とする24歳のオペルカは自分のテニスキャリアについても触れ、トレーニングではサーブだけでなくほかのテクニックも磨いていると語る。「毎日サーブは練習しているけど、それだけじゃない。サーブに20分から30分かけるのは当たり前だけど、ほかのことにはもっと時間をかけているよ」

長身であることはプレーする上で活きるが、オペルカにとっては負担になることもある。「足の問題は2015年に始まったんだ。僕はその時すでに211cmあったけど、その後に体重が増えた。それはごく自然なことで、ちょうど身体が成熟する時期だったんだ。2016年には13kg以上体重が増えていて、その頃から足に怪我を抱えるようになったと思う。負荷が増えたことで僕の身体はそれに順応しなければならなくなった」

平均以上の身長ゆえに日常生活で直面する困難にも直面している。「自分の身体に合ったホテルのベッドや飛行機の座席を見つけることはまず無理だ。一番大変なのは飛行機だね。もちろん、ビジネスクラス以外の選択肢はない。でも、ヨーロッパ内を移動する3時間くらいのフライトだとビジネスクラスがないこともあって、そういう時は本当に窮屈な思いをする羽目になる。背中が凝り固まった状態で飛行機を降りたことがあるよ」

2015年にプロに転向したオペルカは、チャレンジャー大会に出ていた頃をこう振り返る。「できれば参加したくないような大会もあるね。正直言って、骨が折れる。何にもないところでプレーすることもあって、パナマで開催されたチャレンジャー大会に出た時なんて、ボールがなくなって途中から違うボールを使ったんだ。ロッカールームもないし、シャワーやエアコンもない。これ以上ないくらい劣悪な環境だったよ。もうチャレンジャー大会は懲り懲りだね」

テニス界の様々なトピックに対して率直な意見を述べてきたオペルカは、大会が選手にワイルドカード(主催者推薦枠)を与える基準についても考えを示した。現在のワイルドカードは怪我や不振でランキングを落としているベテラン選手に与えられることも珍しくないが、それには賛成できないという。「僕はいつも、ワイルドカードを若い選手に与えることを強く支持してきた。僕よりも7歳年上の選手がワイルカードで出場していたこともある。僕個人にとってどうこうというわけじゃなくて、考え方自体が間違っていると思うんだ。これからは若い選手にチャンスを与えるべきだ」

現在第4シードとして「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./8月1日~8月7日/ハードコート)に出場しているオペルカは、初戦となる2回戦で世界82位のデニス・クドラ(アメリカ)にフルセットで勝利。3回戦で世界63位のニック・キリオス(オーストラリア)にストレートで敗れている。

※為替レートは2022年8月3日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP1000 トロント」でのオペルカ
(Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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