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西岡が今季2度目のベスト8に進出!「メンタルの戦いだった」

「ATP500 ワシントンD.C.」での西岡

テニスの元世界ランキング48位、26歳の西岡良仁(日本/ミキハウス)は、現在「ATP500 ワシントンD.C.」(アメリカ・ワシントンD.C./8月1日~8月7日/ハードコート)に出場中だ。ここまで3試合を勝ち進み、現地8月5日に準々決勝に挑む。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

西岡は1回戦、先週「ATP250 アトランタ」で準優勝した世界37位の21歳ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)に6-4、6-3で快勝。2回戦では奇しくもそのアトランタ大会決勝でブルックスビーを下して優勝したアレックス・デミノー(オーストラリア)に、3-6、7-6(6)、6-2で逆転勝利した。

そして3回戦では第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦。7-6(2)、7-6(1)という接戦を制し、この大会では初めてのベスト8進出を決めた。現地ではその後大雨が降り、最後までプレーできたのはシングルスでは西岡の試合を含めて3試合だけだった。

勝利後に西岡は語った。「素晴らしい気持ちです。1回戦から、とても難しい相手でした。そしてデミノーとはいつもタフな試合になります。みんな知ってるように僕とデミノーはどちらも動きが速いから、みんな“どっちが速いんだ?”と考えていたと思います。昨日は厳しい戦いでした」

ハチャノフ戦では第2セット1-4から追いつき、3度目の対戦で初めて元世界8位のハチャノフから勝利を挙げた。西岡が今季ツアーレベルでベスト8に進出するのは、2月の「ATP500 アカプルコ」以来2度目。

「ジュニアの頃を含めても、これまでハチャノフに勝ったことがありませんでした。去年の“東京オリンピック”でも負けました。今日はどうしても勝ちたかった。すごい接戦でしたが、今日はどうすれば彼に勝てるかわかりました」

「今日はものすごく暑かったので、お互いに疲れを感じていたと思います。僕は長いラリーが好きだけど、彼は好きじゃない。彼はフォアハンドできつい球を打とうとするから、彼を走らせるようにしました。メンタルの戦いだったと思います」

現在世界96位の西岡はこの勝利により、試合ごとの結果を反映するライブランキングで79位まで上昇。もしこの大会で優勝すれば、2020年以来となるトップ50へ復帰となる見込みだ。

現地の8月5日に予定されている準々決勝で西岡と対戦するのは、第16シードのダニエル・エバンズ(イギリス)。エバンズは3回戦で第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦し、第2セットに一度はマッチポイントを握られたがそれを凌ぎ、3-6、7-6(6)、4-1とリードしていたところでフリッツが棄権した。西岡とエバンズはこれまで2020年の「全豪オープン」、今年の「ATP1000 マイアミ」を含む4回対戦しており、西岡の4勝0敗とまだ負けたことはない。

そのほか同大会では世界115位のミカエル・イーメル(スウェーデン)がベスト8進出を決めたが、前述の通り雨で多くの試合が中止となったため、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第4シードのライリー・オペルカ(アメリカ)、第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、ノーシードのニック・キリオス(オーストラリア)らは、現地8月5日に延期された3回戦で勝利すれば、同日に準々決勝も戦うことになる。

同時に開催されている「ATP250 ロス・カボス」(メキシコ・ロス・カボス/8月1日~8月6日/ハードコート)では、マクラクラン勉(日本/イカイ)/アンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)ペアが準々決勝に進出したが、William Blumberg(アメリカ)/ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)ペアに6-1、5-7、[4-10]で逆転負けを喫した。

同大会のシングルスではダニール・メドベージェフ(ロシア)、フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、キャメロン・ノリー(イギリス)、キツマノビッチが勝ち進み、準決勝で上位4シードの選手が激突する。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 ワシントンD.C.」での西岡
(Photo by Patrick Smith/Getty Images)

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