ニュース News

アルカラスより若くトップ4入りした5人の選手とは?

2022年「ATP1000 マイアミ」でのアルカラス

新天地を切り拓き続けている19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)は「ウィンブルドン」後、「ATP250 ウマグ」と「ATP500 ハンブルク」に出場し2週続けて準優勝を果たした。この活躍により世界ランキングで4位まで順位を伸ばして、キャリアハイを更新し歴史に名を刻んだ。そこで1973年にATP世界ランキングが導入されて以降、最年少で4位以内にランクインした選手6人をスポーツウェブメディアSportskeedaが紹介している。

6位:カルロス・アルカラス(スペイン) 2022年、19歳2ヶ月
現在ステファノス・チチパス(ギリシャ)と並んでツアー最多勝利(42勝)を挙げているアルカラスは、今季すでに4冠を手にしている。獲得したタイトルには「ATP1000 マイアミ」と「ATP1000 マドリード」というマスターズ1000大会でのものも含まれ、ここ20年間で同レベルの大会を2度制した最年少選手となった。

アルカラスはディフェンディングチャンピオンとして挑んだウマグ大会で、決勝まで進出。この時点で自身初となる世界4位に入ることが確定していた。そして第2シードのヤニク・シナー(イタリア)との決勝は、キャリア通算100試合目という記念すべき一戦となったが、フルセットの末に敗れタイトル防衛とはならなかった。ちなみに、ウマグ大会はアルカラスがツアー初タイトルを獲得した思い出深い大会である。

5位:マッツ・ビランデル(スウェーデン) 1983年、19歳1ヶ月
ビランデルは1982年の「全仏オープン」で大会初出場にして優勝を果たし、オープン化以降にグランドスラムのシングルスタイトルを獲得した最年少の男子選手となった。その1年後、ビランデルは同大会で準優勝を果たしATPツアーの歴史において10代の選手が達成した成績としては屈指のシーズンを謳歌していた。

10月にバルセロナ大会でこの年7つ目のタイトルを獲得した後、ビランデルは世界4位に順位を上げた。さらにこの後ストックホルム大会と「全豪オープン」で優勝し、シーズン合計9つのタイトルを手にした。19歳で「全豪オープン」を制したビランデルの最年少記録はいまだ破られていない。最終的にこのシーズンは83勝11敗という成績を残し、年末のランキングも4位でフィニッシュした。

4位:ラファエル・ナダル(スペイン) 2005年、19歳と3日
現在グランドスラム最多優勝記録22回という記録を持つナダルが、大舞台への到来を告げたのは2005年のことであった。当時19歳だったナダルはこの年79勝10敗という記録を残し、11個のタイトルを手中に収め、10代の選手としてはATPの歴史上最高のシーズンを過ごした。

ナダルは「全仏オープン」の決勝でマリアノ・プエルタ(アルゼンチン)を下し、ビランデル以来の、初出場でのチャンピオンとなった。この結果を受けて、ナダルは世界3位へ上昇。その後もナダルは「クレーの王」と呼ばれるほど強さを見せつけ、36歳となった今シーズンも「全仏オープン」で最多記録を更新する14回目の優勝を飾った。

3位:ボリス・ベッカー(ドイツ) 1986年、18歳4ヶ月
ベッカーは1985年に、わずか17歳にして「ウィンブルドン」のタイトルを獲得し周囲を驚かせた。その1年後、ベッカーは69勝13敗の成績を残して6つのタイトルを取り、自身の成功が一時的なものではなかったことを証明した。獲得したタイトルには、「ウィンブルドン」で防衛したタイトルも含まれており、同大会では決勝でイワン・レンドル(アメリカ)を下し、連覇を達成。

1986年シーズン最初のタイトルを手にしたのはシカゴ大会でのことであった。その数週間後、ベッカーはダラス大会で準優勝を成し遂げ世界4位に入り、18歳でこれを達成した3人目の選手となった。

2位:ビヨン・ボルグ(スウェーデン) 1974年、18歳3ヶ月と24日
史上最高の選手の1人だと広く見なされているボルグは、特に1974年に良いシーズンを送った。当時18歳であったボルグはこの年100勝に迫る94勝24敗という成績を残し、8つのタイトルを獲得。これには、「全仏オープン」のタイトルも含まれる。

母国のボースタッド大会で6つ目のタイトルを獲得した後、ボルグは世界4位に入った。マドリード大会では決勝でイリー・ナスターゼ(ルーマニア)に屈したものの、ボルグはアデレード大会でもう1つタイトルを手にしてこのシーズンを終えた。

後に世界ランキング1位となるボルグは、1978年から1980年まで3年連続で「全仏オープン」と「ウィンブルドン」でのダブル優勝を達成することとなるが、この偉業は未だに他の誰にも達成されていない。

1位:アンドレ・アガシ(アメリカ) 1988年、18歳3ヶ月と2日
アガシはオープン化以降、キャリアグランドスラムを達成したわずか5人の男子選手の1人である。アガシは引退までに60個のシングルスタイトルを獲得したが、1987年にブラジルのイタパリカ大会で初タイトルを獲得した後、記憶に残る活躍を見せることとなった。

翌年の1988年、アガシは63勝11敗という記録を残し、6つのタイトルを獲得した。地元で開催されたストラットン・マウンテン大会でこの年5つ目のタイトルを手にしたアガシは、史上最年少で世界4位に。この年グランドスラムで優勝することはできなかったものの、「全仏オープン」と「全米オープン」でベスト4入りを果たした。そして最終的に世界3位まで上り詰めシーズンを終えた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「ATP1000 マイアミ」でのアルカラス
(Photo by TPN/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. アルカラスより若くトップ4入りした5人の選手とは?