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再始動のメドベージェフ、世界1位防衛に自信

「ATP500 アカプルコ」でのメドベージェフ

第1シードとして「ATP250 ロスカボス」(メキシコ・ロスカボス/8月1日~8月6日/ハードコート)に出場するダニール・メドベージェフ(ロシア)が、世界ランキング1位防衛に向けて自信を見せた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

メドベージェフは6月下旬の「ATP250 マヨルカ」以来、大会に出場していないにもかかわらず、11週にわたって世界1位を維持している。「ウィンブルドン」を主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)とLTA(イギリステニス協会)がイギリスで開催されるすべての大会からロシア人選手とベラルーシ人選手の出場を禁じたのに対して、ATP(男子プロテニス協会)がランキングポイントを付与しない制裁を下したからだ。その結果、それまでメドベージェフと僅差でトップの座を争っていたノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「ウィンブルドン」を優勝したにもかかわらず新たなポイントをもらえず、昨年の優勝で得た2,000ポイントだけを失って世界7位に後退していた。

世界2位につけるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とメドベージェフの差は現在775ポイントとなっているが、「全仏オープン」で足首の靭帯を断裂してしまったズベレフは「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)出場を視野に入れつつも、9月13日から行われる国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」での復帰が濃厚と見られている。メドベージェフ自身はこれからのハードコートシーズンで、昨年の「ATP1000 モントリオール」や「全米オープン」優勝で獲得した大量のポイントを防衛しなければならない。そんな状況の中、メドベージェフはATPとのインタビューで強気な姿勢を示している。

「(世界1位の座をめぐる戦いについては)もちろん多少は気にしているよ。ここからが肝心なのはよくわかっている。残りの大会ですべて優勝しなければ、年末ランキングではきっとラファエル・ナダル(スペイン)が世界1位になるだろうね。そうだとしても、北米のハードコートシーズンでいいプレーができれば、僕はかなり長い間1位をキープできるはずだ」

世界ランキングでは1位に留まっているメドベージェフだが、シーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)への出場権を懸けたレースランキングでは6位につけている。今季獲得したポイントを元にしているこちらでは、ナダルを筆頭に、カルロス・アルカラス(スペイン)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、キャスパー・ルード(ノルウェー)、ズベレフがメドベージェフよりも多くのポイントを稼いでおり、さらには7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)や8位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が僅かな差で後ろに迫っている。それでもメドベージェフは、「最も重要なのは一つひとつの大会で優勝してポイントを稼ぐことだ。そうすれば世界1位でいられる」と冷静だ。

「ATP250 ロスカボス」の初戦で予選を勝ち上がってきた世界224位のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)と対戦するメドベージェフは、ツアー復帰に向けての心構えを語った。「どんな相手とでもタフな試合になるかもしれないから、勝てば勝つほど自信になるし、試合の感触がつかめて、課題も見えてくる。ロスカボスではそういうことを意識しようと思っているよ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 アカプルコ」でのメドベージェフ
(Photo by Hector Vivas/Getty Images)

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