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テニス界で活躍目覚ましい3人の二世選手とは?

「ATP500 バルセロナ」でのルード

テニスは、多くの家族で世代を超えて親しまれているスポーツだ。過去にも、そして今も、親子二代でプロテニス界で活躍している選手たちが多くいる。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

1960年代に活躍したフレッド・ストーレ(オーストラリア)は、シングルスとダブルスの両方で世界ランキング1位に輝いた数少ない選手の一人で、シングルス・ダブルス合わせてグランドスラムで19回優勝(オープン化後に4回)を飾った。息子のサンドン・ストーレ(オーストラリア)はシングルスでは父ほど活躍できなかったが、ダブルスでは22のツアー大会で優勝し、そのうち1回は1998年の「全米オープン」だった。

レイフ・ヨハンソン(スウェーデン)は7年という短いプロ生活を送り、自己最高世界51位で現役を終えたが、息子のヨアキム・ヨハンソン(スウェーデン)は、2005年にトップ10入りを果たした。ヨアキムは2004年の「全米オープン」で準決勝に進出し、ツアー大会で3度優勝を飾った。

1970年代に活躍したフィル・デント(オーストラリア)は、シングルスとダブルスの両方でグランドスラム大会で存在感を見せた選手だ。シングルスでトップ20入りを果たしたフィルは、1974年の「全豪オープン」シングルスで準優勝。1975年の「全豪オープン」ダブルスと、1976年「全米オープン」混合ダブルスで優勝した。ビッグサーバーとして活躍した息子のテイラー・デント(アメリカ)は、自己最高で世界ランキング21位に到達。グランドスラムでの最高成績は4回戦進出だった。

このようにテニス界で親子二代で活躍した選手たちは多くいる。今回は、現役で素晴らしい活躍を見せている二世選手を3人紹介する。

1.クリストフ&エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)
父クリストフはダブルス2大会で優勝を飾ったが、グランドスラムのダブルスでは3回戦進出が最高成績だった。彼は2つの点で有名だ。1977年シーズン、彼は世界で初めてスパゲッティラケットと呼ばれたガットを2重に張ったラケットを使用した(その後すぐにそのラケットは使用禁止となった)。2つ目は1983年「全仏オープン」シングルス準々決勝で、当時世界王者だったレジェンド選手、ジミー・コナーズ(アメリカ)を破ったことだ。

息子のエドゥアールは2002年にプロ選手になった。元シングルス世界ランキング35位のエドゥアールはダブルスのスペシャリストとして活躍し、ダブルスでは世界6位に到達。ジュリアン・ベネトー(フランス)とのペアで「全仏オープン」優勝も飾った。「ウィンブルドン」男子ダブルスでは2度準優勝を果たし、混合ダブルスではグランドスラム4大会の全てでベスト8以上の結果を残している。ニコラ・マウ(フランス)とペアを組んで出場した2022年の「ウィンブルドン」では準々決勝進出を果たした。

2.ペトル・コルダ(チェコ)&セバスチャン・コルダ(アメリカ)
父ペトルはシングルスで世界2位に到達、ダブルスでもトップ10選手として活躍した。シングルスでは全てのグランドスラムでベスト8進出の経験があり、1998年の「全豪オープン」で優勝、1992年の「全仏オープン」で準優勝している。1998年にドーピング検査で薬物の陽性反応が出たペトルは、その後まもなく現役を引退した。

2018年に息子のセバスチャンは「全豪オープン」のジュニア大会で優勝し、父と同じ場所でトロフィーを掲げた。その後セバスチャンは2021年の「ATP250 パルマ」でツアー初優勝。翌2022年には21歳にして世界ランキングトップ30入りを果たした。ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、錦織圭(日本/ユニクロ)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、マリン・チリッチ(クロアチア)など、元トップ10選手らからも勝利を挙げている。

セバスチャンの母も女子の世界ランキングでトップ30入りを果たした元選手で、2人の姉ジェシカとネリーはいずれも世界トップ10に入ったことのあるプロゴルファーという有名なアスリート一家だ。

3.クリスチャン&キャスパー・ルード(ノルウェー)
父クリスチャンは、ノルウェー人として初めて世界ランキングトップ40入りを果たした選手だった。1997年の「ATP1000 モンテカルロ」ではベスト8に進出。同年の「全豪オープン」では4回戦進出とグランドスラムで最高の成績を残した。1995年の「ATP250 ボースタッド」では決勝でフェルナンド・メリジェニ(ブラジル)に敗れ、優勝を逃した。

2015年にプロに転向した息子キャスパーは、現在世界トップクラスの選手として活躍している。父クリスチャンがコーチを務めており、キャスパーは2022年の「ATP1000 マイアミ」で初のマスターズ大会決勝進出を果たしたが、決勝でカルロス・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝に終わっている。

2022年「全仏オープン」では初めてグランドスラム決勝に進出し、ラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたものの、準優勝により自己最高の世界5位にランクイン。同年の「ウィンブルドン」では大会初勝利とともに通算150勝目を挙げている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」でのルード
(Photo by David Ramos/Getty Images)

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