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「ペトラ・クビトバ殿堂」が故郷にオープン

2014年「ウィンブルドン」の優勝トロフィーを掲げるクビトバ

チェコのテニス界で最も愛されている選手の1人であるペトラ・クビトバ(チェコ)は、キャリアを通じて様々な称賛を得てきた。この度、彼女の生まれ故郷のフルネクがクビトバのためだけに作った殿堂博物館をお披露目した。米テニスメディアBaselineなどが報じている。

自身の殿堂を手にした元世界ランキング2位のクビトバはInstagramに「今日、私の“ペトラ・クビトバ殿堂”をフルネクにオープンすることができてとても光栄よ。家族が私と一緒にその場にいることができたから、特にね!私を個人として、そして選手として形作るうえで、フルネクが果たした役割にとても感謝している。訪れたみんなが楽しんでくれることを願うわ」と喜びを綴った。

クビトバは、このモラビア地方の小さな町で幼少期の大半を過ごした。クビトバが初めてラケットを手にしたのもフルネクでのことだった。クビトバは、プロテニス選手としてのキャリアを追いかけることを決めた16歳までこの町を拠点としていた。

それ以降クビトバは女子テニスのトップ選手にまで上り詰め、国別対抗戦の「ビリー・ジーン・キング・カップ」(旧:フェドカップ)では母国のチェコを6度タイトル獲得へ導いた。個人では通算29個のタイトルを積み重ね、その中には、2011年と2014年の「ウィンブルドン」で優勝した2つのグランドスラムタイトルも含まれる。

「ウィンブルドン」の優勝トロフィーである銀のトレーの「ビーナス・ローズウォーター・ディッシュ」は、現在「ペトラ・クビトバ殿堂」の展示ケースの中に飾られている。他のトロフィーや褒賞、そして彼女の輝かしいキャリアで得た様々な思い出の品も一緒だ。クビトバがInstagramで投稿した写真には、大会の出場者証で埋め尽くされた壁が映っており、別の写真には、彼女が過去に使った様々なテニスラケットが並べられているのが映っている。展示品の中には、クビトバが最初にテニスをし始めた時に使った木製のラケットも含まれている。

「これはチェコで初めての個人アスリートのために作られた殿堂なの。だから、またフルネクが何かで最初になって嬉しいわ」こう語ったクビトバは、2011年に初めて四大大会のタイトルを獲得して以降、フルネクの名誉市民となっている。

フルネク市長のペトル・エルテルト氏は、2020年にこの事業を公表していた。クビトバへの敬意を表し、彼女の功績が未来の住人や訪問者に受け継がれるようにすることを意図してのことであった。「フルネクを世界的に有名にしてくれたスポーツ選手に敬意を表したいと考えました。それと同時に、フルネクを訪問する人たちに、これまであまり知られていない視点からクビトバを紹介したいのです。子供時代や、テニスコート上で得た初期の頃の成功といったことなどです」

現在32歳のクビトバは、今週母国で開催されている「WTA250 プラハ」(チェコ・プラハ/7月25日~7月31日/ハードコート)に第2シードとして出場予定だったが、左手首の怪我のため欠場。だが大会開幕時には会場に姿を現し、花束を贈呈されていた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2014年「ウィンブルドン」の優勝トロフィーを掲げるクビトバ
(Photo by Ben Radford/Corbis via Getty Images)

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