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錦織出場予定のウィンストンセーラム大会にティーム参戦、キリオスはシンシナティへ

「ATP250 ベオグラード」でのティーム

昨年10月から怪我のため戦線を離脱している錦織圭(日本/ユニクロ)が「ATP250 ウィンストンセーラム」(アメリカ・ウィンストンセーラム/8月21日~8月27日/ハードコート)に出場予定であることは先日お伝えした通りだが、同じ大会にやはり昨年から戦線離脱して今年復帰したドミニク・ティーム(オーストリア)も出場見込みであることがわかった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数メディアが報じた。

元世界ランキング3位のティームは錦織と同様、ウィンストンセーラム大会のワイルドカードを獲得。錦織は同大会に11年ぶりの出場となるが、ティームは今回が本戦初出場。10年前、まだ世界450位であった18歳の時に一度予選に臨んだが、1回戦で元世界10位のエルネスツ・グルビス(ラトビア)にストレートで敗れた。28歳のティームは本来クレーコートを得意とし、「クレーキング」と呼ばれるラファエル・ナダル(スペイン)の後継者とも目されていたが、ハードコートでも力をつけ、「ATP1000 インディアンウェルズ」と「全米オープン」という主要大会で優勝を飾っている。

昨年6月に右手首を負傷したティームは、今年の3月末に実戦に復帰。だが6月まで0勝7敗と苦しんできたが、7月にようやく勝利を挙げると、「ATP250 ボースタッド」ではベスト8に、先週の「ATP250 グスタード」ではベスト4に進出。ようやく本来の調子を取り戻しつつあるようだ。現在世界ランキングは199位まで下がってしまっているが、焦らず着実に前進していってほしい。

一方、元世界13位のニック・キリオス(オーストラリア)は、「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月14日~8月21日/ハードコート)のワイルドカードを獲得。キリオスはこの大会で、2017年に準々決勝で当時世界2位だったナダルを倒し、初めてマスターズ1000大会の決勝に進出するという好成績を残した。だが2019年には2回戦でカレン・ハチャノフ(ロシア)に敗退し、ラケット破壊や暴言など数々の「スポーツマンらしからぬ振る舞い」により史上最高額の11万3,000ドル(約1,500万円)の罰金と執行猶予付きの16週間の出場停止処分をくらうという、良い思い出と最悪の思い出の入り乱れた場所だ。

キリオスは「ウィンブルドン」で決勝まで勝ち進み、3連覇中だった元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて、その後しばらくバハマで休養とトレーニングを兼ねて過ごしたそうだ。シンシナティ大会の前にアトランタとワシントンDCでの大会に出場するというキリオスは、ジョコビッチ、ナダル、ロジャー・フェデラー(スイス)の「ビッグ3」をより尊敬するようになったという。「グランドスラムで優勝するには、野獣のようなメンタルが必要だ。今は前より少しノバク、フェデラー、ナダルを尊敬してるよ。決勝で対戦した時、(ノバクは)まったく疲れてないみたいで、2週間戦ってきたと思えなかった。それに一瞬たりとも動揺していなかった。でも自信になったよ。タナシ(・コキナキス、オーストラリア)とのダブルスの時(“全豪オープン”での優勝)と同じようにね」

※為替レートは2022年7月26日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 ベオグラード」でのティーム
(Photo by Nikola Krstic/MB Media/Getty Images)

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