ニュース News

夏に安全にテニスを楽しむための15ヶ条

「全豪オープン」会場で練習するナダル

ロンドン郊外で観測史上初めて気温が40度を超えるなど、イギリスでは全土で発生している熱波により国家非常事態宣言が発令されている。そんな中、LTA(イギリステニス協会)公式ウェブサイトが、暑さの中でも安全にテニスを楽しむ方法を紹介している。

猛暑の中でテニスをすれば日焼け、熱射病、脱水症状、熱中症などの様々な問題が発生する可能性があるが、それでも屋外でテニスをする人に向けて、皮膚がんに関する財団のCEOを務めるミシェル・ベイカー氏が、安全にプレーするためのアドバイスを授けている。この夏に日本でテニスを楽しむ方も参考にしてみてはいかがだろうか。

1.一日の中でも特に日差しが強い午前11時から午後3時の時間帯を避け、できるだけ早朝や夕方にプレーする。

2.プレーを始める前にSPF30以上の日焼け止めを全身に塗る。耳や鼻、肩といった日焼けしやすい部分は特に念入りに。

3.1時間のプレーでおよそ1~2.5リットルの汗をかくため、同量の水分を摂取して十分に水分補給をする。

4.太い動脈がある部位に氷のうを当てることで、より素早く身体を冷やすことができる。太腿の付け根や脇の下、手首などの部位には血液を冷やし、筋肉への血流を促進する効果があるため、まずはそこから冷やし始めると良い。

5.喉が渇いたと感じた時にはパフォーマンスはすでに低下しているという認識を持ち、喉の渇きにかかわらず、定期的に水分を補給する。

6.ベースラインでのプレーを得意とする人は、左右に走ると疲れが早く出てオーバーヒートするので注意が必要。ネット際でのプレーを多く取り入れ、素早くポイントを終わらせることを意識する。

7.暑さが特に厳しい日は、身体を慣らすために最初はゆっくりとしたペースでゲームを始めるよう心がける。暑さに身体が慣れてきても、水分補給を怠るとすぐに疲れやすくなるため、必ず水分を補給する。

8.プレーの前に日焼け止めを一度塗ったら、2時間おきに塗り直す。汗をかきやすい人、激しく動く人はよりこまめに塗り直す。(日焼け止めでグリップが悪くなるという人は、スティックタイプの日焼け止めを使うか、日焼け止めを塗った後で手の平をタオルとアルコールジェルで拭くのがお勧め)

9.帽子やキャップの着用を忘れずに。おでこ、頭皮、耳は紫外線によるダメージを受けやすいため、必ず保護する。

10.クラブハウスにバケツと氷水があるかどうかを確認しておく。氷水を入れたバケツにタオルやシャツを浸してから身につければ、効果的に身体を冷やすことができる。ただし、これによって日焼け止めが流れ落ちてしまうため、塗り直しが必要だ。

11.プレーの合間に休憩する際には、直射日光を避けることが重要。自然の日陰がない場合はパラソルなどを設置すると良い。

12.サーブの度に何度も空を見上げることになるため、どんな角度でも日光から目を保護できるよう、顔に沿ってカーブしているサングラスを着用する。

13.皮膚呼吸によって涼しさを保つことができるが、肌への紫外線ダメージを防ぐためには目の詰まった生地のウェアを選ぶのがお勧め。

14.プレーやトレーニングをしている時、身体が暑さにどのように順応・反応しているかを意識する。めまいや体調不良、過度の疲労を感じた場合はプレーを中止して日陰で休み、必要に応じて介助を受ける。

15.最後に、よりリスクの低い環境を求めるなら、夏の間はナイターでプレーするのがお勧め。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」会場で練習するナダル
(Photo by Graham Denholm/Getty Images)

  1. Home
  2. ニュース
  3. 夏に安全にテニスを楽しむための15ヶ条