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バーティ「プロスポーツはもうやらない」

「全豪オープン」でのバーティ

今年1月に「全豪オープン」で3度目のグランドスラム優勝を飾った後、2ヶ月と経たないうちに現役を引退した元世界女王のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、プロとしてスポーツはもうやらないと断言した。豪スポーツメディア Fox Sports Australiaが報じている。

世界ランキング1位のまま25歳で突然の引退を発表したバーティ。ファンの多くは、バーティがいつか復帰すること、あるいは以前からその腕前を披露していたゴルフのような別のスポーツでプロとして活躍してくれることを渇望してきた。そんな周囲の期待とは裏腹に、バーティ本人は「引退したことはまったく後悔していない」と断言し、プロゴルファーになる可能性も完全に否定している。

「私がもうプロスポーツはやりたくないということを、みんなは受け入れられないだけよ」と笑いながら言うバーティはこう続けた。「ゴルフは大好きだけど、これは趣味よ。週に1回プレーするくらいで、これを仕事にしたいとは思わないわ。プロとして何かのスポーツを、特にゴルフをするつもりはないし、したいとも思っていない。友達と楽しく、世界有数の美しいコースを回るのが好きなの」

現役テニス選手だった時からほかの選手の試合をあまり見ていなかったというバーティは、先日の「ウィンブルドン」の決勝も見ていないそうだ。「私はこれまで嫌というほどテニスボールを打ってきたから、人が打っているのを見る気はないの」とバーティは話す。とはいえ、テニスと縁を切ったわけではなく、むしろ次世代の育成に「大忙し」だ。

その一つが、3度のグランドスラムチャンピオンであるバーティをモデルとした「Little Ash(リトル・アッシュ)」と題した絵本シリーズ。全6冊のうち4冊が今月出版され、バーティのテニスコート内外での実体験が元になっている。「子どもたちにいろいろなスポーツを試すこと、何でもやってみること、好きなものを見つけるまでいろんなスポーツを試し続けることを奨励できるのは素晴らしいわ」と、バーティはこの絵本の意義について語る。「私の人生における最高の友人たちとはスポーツを通じて出会った。スポーツを通して様々な人と出会い、自分に挑戦し、健康的なライフスタイルを送ることができるわ。何より、子どもたちにスポーツへの参加を呼びかけることは、私が常に情熱を注いできたことなの」

さらに、バーティは元コーチであるクレイグ・タイザーとジェイソン・ストルテンバーグと共同で、オーストラリアに新しいテニスアカデミーを設立する。状況に詳しいジャーナリストによれば、バーティはこのアカデミーで指導的な役割を担うことになり、彼女の活躍もあって国民のテニスに対する関心がピークに達しているこのタイミングは絶好の機会だという。バーティも「心の底ではずっと一緒にやりたいと思っていたことで、やっとその時間ができた」と話しており、とりわけ13歳から18歳までの女の子たちがジュニア選手からプロに移行する際の支援や、現地の若い選手たちにより多くの機会を与えることに意欲を示しているという。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全豪オープン」でのバーティ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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