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ジョコビッチとキリオス、約束のディナーはニューヨークで?

「ウィンブルドン」でのジョコビッチとキリオス

「ウィンブルドン」の男子シングルス決勝で対戦したノバク・ジョコビッチ(セルビア)とニック・キリオス(オーストラリア)。二人はかつて犬猿の仲と言われていたが、今年ジョコビッチがオーストラリアから入国拒否をされた際にキリオスが一貫して擁護する姿勢を見せたことで、少しずつ良い関係に変わっていったという。米テニスメディアBaseline が伝えている。

キリオスは「ウィンブルドン」の記者会見で二人の関係について聞かれた際に「間違いなく親密な関係になりつつある。InstagramのDMでやり取りしてるんだぜ、本当に変だろう。彼は週の初めに“日曜日に(決勝で)会えるといいね”って言ってくれたんだ」と明かしていた。

対するジョコビッチもオーストラリアへの入国ビザが取り消され、国外退去となったときに擁護してくれたキリオスに対し感謝の念を抱いていた。「オーストラリアで大変だった時に彼は公に出て僕を支えてくれた数少ない選手だった。本当に感謝しているし、彼をとても尊敬しているんだ。でも親密な関係といえるかどうかはまだ分からない(笑)。今年の1月以前よりも良い関係を築いているのは間違いないけどね」

望み通り「ウィンブルドン」の決勝で顔を合わせることとなったジョコビッチとキリオス。試合前にジョコビッチはInstagramのストーリーを更新しキリオスに対し「もし君が僕をディナーや飲みに誘いたいのなら、僕は受け入れるよ。P.S. 支払いは明日の勝者で」とメッセージを綴ると、キリオスも「いいよ。ナイトクラブで熱狂しよう」と返答。決勝ではジョコビッチが4-6、6-3、6-4、7-6(3)で勝利してグランドスラム21回目の優勝を果たした。

優勝スピーチの際にジョコビッチは真っ先にキリオスに向かい「君はまたここに戻ってくるよ。“ウィンブルドン” にというだけじゃなく、決勝の舞台にね」と述べた。その後は「とても尊敬しているよ。君は傑出したテニス選手、アスリート、そして素晴らしい才能の持ち主だ。そういった賛辞をこれまで耳にしてきたろうが、今それらが実を結びつつある。だから今後はグランドスラムの終盤まで勝ち進む姿をもっと見られるだろう。僕たちの関係を考えたら、君のことをこんなに褒めることがあるとは思わなかった(笑)。もうこれは公式に親密な関係と言っていいね」と二人の関係を認めて、会場を笑いに包んだ。

またインタビュアーが、勝った方がディナーをおごる約束をしたことについて触れるとジョコビッチは「だから彼は負けたのか(笑)」と冗談を交え「今夜かそれとも別の夜になるのか分からないけど、これが僕たち二人の素晴らしい関係の始まりであることを願うよ。コート外でもね」と笑顔で語っていた。さらにナイトクラブについても聞かれると「それには返事してないよ、妻が横にいたから…。まずはディナーとお酒から始めて、その後はどうなるか見てみよう」とはぐらかしていた。

その後ディナーの約束は実現したのかというと、まだのようだ。痺れを切らしたキリオスがジョコビッチのInstagramに「俺のディナーはどこだ!」とコメントすると、ジョコビッチは「ごめん。日曜日の夜にロンドンのすべてのレストランに電話したけど、席が空いてなかったんだ(笑)ニューヨークでディナーをおごるよ」と返答。

ジョコビッチはニューヨークで開催される「全米オープン」でのプレーを望んでいるものの、新型コロナワクチンを未接種であるため現状ではアメリカに入国することはできず、大会への出場は見込めないとの見解を示している。いずれにせよ、良い関係を築き始めた二人なだけにディナーの約束は果たしてほしい。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのジョコビッチとキリオス
(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

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