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セレナ、来月のトロント大会に出場!大坂もエントリー

「WTA500 イーストボーン」でのセレナ

「WTA1000 トロント」(カナダ・トロント/8月8日~8月14日/ハードコート)のエントリーリストが発表され、元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)や大坂なおみ(日本/フリー)が出場することがわかった。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

先日の「ウィンブルドン」で約1年ぶりにシングルスの試合に復帰したセレナは、初戦で世界ランキング115位のアルモニー・タン(フランス)にフルセットの末に敗れ、7月11日に更新された世界ランキングでついに圏外となった。そんなセレナはプロテクトランキングによってこれまでに3回優勝している「WTA1000 トロント」への出場権を得ており、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月29日~9月11日/ハードコート)に向けて準備を進める模様だ。

「ウィンブルドン」で敗れた直後、セレナは「全米オープン」への意気込みをこう話していた。「ホームで、特にニューヨークで開催される“全米オープン”は初めて優勝したグランドスラムだから、私にとってはいつになっても特別な場所だわ。もっとうまくなりたい、ホームでプレーしたいというモチベーションがあるのは確かよ」

大会側が今月15日に発表した内容によれば、世界ランキングでトップ43人のうち41人がエントリーしており、トップ30の選手は全員が参加する予定だという。2019年大会で優勝したビアンカ・アンドレスク(カナダ)は、今年ワイルドカード(主催者推薦枠)として出場する。ほかにも世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)や「ウィンブルドン」を制したばかりで世界23位のエレナ・リバキナ(カザフスタン)、「全仏オープン」で準優勝を飾った世界11位のココ・ガウフ(アメリカ)、そして地元のスター選手で世界14位のレイラ・フェルナンデス(カナダ)、ディフェンディングチャンピオンである世界28位のカミラ・ジョルジ(イタリア)らもエントリーしている。

リストにはアキレス腱の怪我によって「ウィンブルドン」を欠場していた世界40位の大坂も入っている。大坂は世界2位として出場した2019年大会の準々決勝で世界10位だったセレナに敗れている。

大会ディレクターも「これまでのエントリーリストの中で最強」とコメントするほどに豪華な顔ぶれとなる予定の「WTA1000 トロント」。今年は人数制限を設けずに観客を動員するという。これから残り4枠のワイルドカードが決まり、予選を勝ち抜いた8人の選手が本戦のドローに加わることになる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA500 イーストボーン」でのセレナ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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