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元全米女王がホワイトハウスと協力!インターネットでの誹謗中傷に立ち向かう

「全仏オープン」でのスティーブンス

元全米女王のスローン・スティーブンス(アメリカ)が、カマラ・ハリス米国副大統領が立ち上げた、インターネット上の誹謗中傷に対処するホワイトハウスのタスクフォースに加わった。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

スティーブンスは以前から、インターネット上で誹謗中傷を受けていることに対して、試合後の記者会見や自身のInstagramを通じて声をあげてきた。スポーツ賭博が盛んなテニスにおいては、賭けで損をした者が選手に怒りの矛先を向けることも少なくない。スティーブンスもそうした人たちからの攻撃を受けた一人で、2021年の「全米オープン」3回戦で当時世界ランキング17位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に逆転負けを喫した後には、2000通を超える攻撃的なメッセージを受け取ったと明かしている。

そんな誹謗中傷に耐えてきたスティーブンスは、同じような経験を持つ人や専門家とともにホワイトハウスを訪れ、ハリス副大統領が新しいタスクフォースを紹介する会議の冒頭でスピーチをするという大役を担った。

「同じような苦しみを生き抜いてきた素晴らしい方々と、同じ目的を共有できることに身が引き締まる思いです。私たちの声がこの問題の解決につながることを期待しています。メッセージにフィルターをかけてくれるチームも、法の執行機関に連絡する手段も、メンタルヘルスをケアしてくれるサービスへのアクセスもない人たちのことを考えました。そういう人たちはどうなってしまうのでしょう。若い少年少女や有色人種の人たち、自分が傷つけられたり自分自身を傷つけてしまったりすることに怯えている人たちはどうなるのでしょう。私は今日、そのような人たちのためにここにいます」

スティーブンスの紹介で登壇したハリス副大統領は「ただ単に社会に参加しようとしている人たちが、虐待に耐える必要はないのです」と述べている。このタスクフォースは、インターネット上での嫌がらせや誹謗中傷の被害者に対する支援の強化、この問題に関する研究の拡大、予防活動の改善、加害者とコメントが投稿されたプラットフォームに対する説明責任の強化に重点を置くという。特に被害の多い女性やLGBTQの人々に対するハラスメントや虐待に焦点を当てるとのことだ。インターネットは増悪や差別感情を助長し、それが現実世界での暴力につながる可能性があると指摘されており、最近アメリカで多発している銃乱射事件の要因としても挙げられている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのスティーブンス
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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