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ナダル、キリオス、ハレプ、アニシモワらが準々決勝で激突![ウィンブルドン]

「ATP1000 インディアンウェルズ」でのフリッツ(左)とナダル

10日目を迎えた今季3つ目のグランドスラム、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)。準々決勝に元世界王者ラファエル・ナダル(スペイン)、元世界女王シモナ・ハレプ(ルーマニア)、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を相手に番狂わせを演じたニック・キリオス(オーストラリア)、第20シードの20歳アマンダ・アニシモワ(アメリカ)らが登場して、ベスト4進出をかけて戦う。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが報じている。

日本時間の21時半から開始予定のセンターコートの第1試合では、30歳のハレプが10歳年下のアニシモワと激突。第16シードのハレプは、4回戦での第4シードのパウラ・バドーサ(スペイン)との対戦も含めて、ここまですべてストレートで勝ち上がってきている。「ウィンブルドン」では前回出場した2019年に優勝。2018年の「全仏オープン」も制しており、その実力は誰もが認めるところだ。以前は元世界女王セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のコーチだったパトリック・ムラトグルー氏をチームに迎え、素晴らしいディフェンス力を持つハレプに力強いサーブという武器が加わった。バドーサへの勝利の後、ハレプはこう語った。「怪我をして、自信をなくしてとても苦しんだ後で、こうやって準々決勝の場に戻って来られたことにはすごく意味がある。でも毎日努力を続けていて、そうすれば状況は良くなると感じているの。身体的にも精神的にもとても充実していて、コート上でその力を感じるわ」

一方のアニシモワはここまで4試合で2セットを落としての勝ち上がり。3回戦では第11シードの18歳ココ・ガウフ(アメリカ)に第1セットをタイブレークの末に取られたが、続く2セットでは合計3ゲームしか与えなかった。2019年に17歳で「全仏オープン」のベスト4に進出したが、活躍を期待された同年の「全米オープン」直前にコーチだった父を亡くし、その後は長く思うように結果を残せずにいた。だが今年は「全豪オープン」と「全仏オープン」で2019年以来3年ぶりに4回戦に進出し、今大会ではさらに一歩進んでベスト8に食い込んできた。対戦成績はハレプの2勝1敗。今大会直前の「WTA250 バッドホンブルク」準々決勝では、ハレプが6-2、6-1と圧勝している。

センターコートの第2試合では、第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第2シードのナダルに挑む。ここまですべてストレート勝利できているフリッツは、前哨戦である「ATP250 イーストボーン」で優勝。一方のナダルは1・2回戦が4セット、続く2試合はストレート勝ちだった。対戦成績は1勝1敗で、直近では今年の3月に「ATP1000 インディアンウェルズ」決勝で、フリッツが6-3、7-6(5)で勝利している。

日本時間の21時から始まるNo.1コートの第1試合では、女子第17シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が世界ランキング44位のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)と対戦。23歳のリバキナはこれが2度目の「ウィンブルドン」出場で、昨年は4回戦に進出。グランドスラム全体では2021年「全仏オープン」でのベスト8がこれまでの最高成績だった。ここまで4試合で3度タイブレークにもつれ込んでいるが、いずれもストレートで勝利。2回戦では元全米女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ)を下している。一方、29歳のトムヤノビッチはこれが31回目のグランドスラム出場、「ウィンブルドン」は7回目で、昨年に続いてのベスト8進出。初戦では第18シードのジル・タイヒマン(スイス)をストレートで破り、3回戦では第13シードの元全仏女王バーボラ・クレイチコバ(チェコ)に、4回戦ではその前の試合で世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)を倒していたアリゼ・コルネ(フランス)に、それぞれ第1セットを取られながらフルセットで勝利した。二人は過去に一度しか対戦しておらず、2021年「WTA1000 マドリード」でリバキナが6-4、6-0と圧勝している。グランドスラムで初のベスト4進出を叶えるのはどちらだろうか。

そして第2試合は、キリオスと世界43位のクリスチャン・ガリン(チリ)というノーシード同士の戦いとなった。こちらも、どちらが勝ってもグランドスラムで初めてのベスト4進出となる。2014年の「ウィンブルドン」と翌2015年の「全豪オープン」で準々決勝進出を果たしている27歳のキリオスは、ここまで2試合をフルセット、チチパスとの3回戦を4セット、第26シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)との2回戦ではストレートで勝利している。対する26歳のガリンは、これまでに獲得した5つのタイトルはすべてクレーコートの大会で、クレーでの勝率は約63%なのに対しハードコートとグラスコートでの勝率は40%以下と、典型的なクレーコーターと見られていた。だが今大会では1・2回戦でストレート勝利し、3回戦では第29シードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)を4セットで倒し、4回戦では第19シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)に2セットダウンと追い込まれながら最終セットの10ポイントタイブレークを制しての逆転勝ち。デミノーに勝利した後、ガリンはこう語る。「ここへたどり着くためにずっと努力してきた。夢みたいだよ。“ウィンブルドン”は一番好きな大会なんだ」。初対戦となる二人だが、グラスコートを得意とするキリオスにガリンはどんな戦いを挑むだろうか。

ジュニアでは15歳の木下晴結(日本/LYNX TA大阪)がシングルス3回戦とダブルス2回戦のダブルヘッダーに、そして16歳の石井さやか(日本/HSS)と15歳の齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)もそれぞれダブルスの2回戦に挑む。

その他には男女ダブルスの準々決勝、混合ダブルス準決勝、マルチナ・ヒンギス(スイス)やキム・クライシュテルス(ベルギー)らレジェンド選手の出場する招待試合などが行われている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのフリッツ(左)とナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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