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ベスト8進出のナダル、足とは別の部位を負傷?[ウィンブルドン]

腹部にテーピングしている「ウィンブルドン」でのナダル

「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝に進出した第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、慢性的な怪我を抱える足とは別の部位を負傷している可能性を、伊ニュースサイト UBI Tennisが報じている。

ナダルは4回戦で第21シードのボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-4、6-2、7-6(6)で退け、「ウィンブルドン」で出場した3大会連続、通算8回目となる準々決勝進出を決めた。だが、その際にコート上で着替えた際、ナダルの腹部にテーピングが施されているのが目撃されており、新たな怪我が心配されている。試合後の記者会見でそのことを指摘されたナダルは返答を濁した。

「僕は自分の身体のことについて話すのに少し疲れてきたよ。質問に答えたくないわけではないんだけど、それと同時に、抱えているすべての問題に対応しなければならないことに疲れてしまう時がある。今はその話はしたくないんだ。僕はまだ勝ち残っていて、このまま進むしかない。対戦相手に敬意を示したいと思っているんだ。僕はただ、毎日ベストを尽くしている。今のところは、自分が求めているもののために戦い続けられるほどには健康だよ」

慢性的な足の怪我による痛みを抑えるため、ナダルは試合の直前に麻酔注射を打ちながら「全仏オープン」優勝を果たした。だが、優勝が決まるまで足の怪我には触れなかった。「全仏オープン」の後に長期的な解決策として受けた高周波の治療についても、「ウィンブルドン」開幕前に会場で行われた記者会見で状況を説明したものの、大会中に怪我の話をするつもりはないとナダルは明言している。

ナダルにとっては2019年の「ウィンブルドン」以来となるグラスコートでの大会にもかかわらず、ここまで行われた4試合で落としたセットはわずか2つ。その好調なプレーについて、全盛期のレベルに再び近づいているかと4回戦後に聞かれたナダルはこう答えた。

「ここではいつも同じだ。僕がどれだけそのレベルに近づいているかどうかの問題じゃない。そんなことはわからない。何が起こるかなんて僕自身も予測できないからね。でも、最初の2試合は良くなかったけど、2日前(3回戦)は初めて高いレベルでプレーできた。そして今日の試合もほとんどの場面でとても高いレベルで戦えたよ」

4回戦でナダルは最初の2セットを難なくモノにしているが、第3セットではゲームカウント5-2でリードしていたところから、必死に食らいつくファン デ ザンツフープの反撃を許し、タイブレークにまでもつれ込まれている。

ナダルは準々決勝で対戦する第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)とは3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」の決勝でも当たっているが、この時ナダルは肋骨の疲労骨折を抱えており、「試合中は痛みが酷かった」と振り返っている。ナダルはこの試合をストレートで落とし、シーズンの初めから記録していた連勝は20でストップ。一方、優勝を飾ったフリッツは翌週に自己最高となる世界ランキング13位に到達し、「ウィンブルドン」の直前に出場した「ATP250 イーストボーン」でも優勝している。

8連勝中のフリッツについてナダルは、「彼はいいプレーをしているし、素晴らしいシーズンを送っている。マスターズ大会でも初優勝したしね、ちなみにその決勝の相手は僕だったけど」と笑いながらコメントしている。「タフな試合になるはずだけど、僕たちは“ウィンブルドン”の準々決勝で戦うわけだから、それも当然のことだろう」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は、腹部にテーピングしている「ウィンブルドン」でのナダル
(Photo by Shi Tang/Getty Images)

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