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3人のノーシード選手がベスト8進出。混合ダブルスのマレー/ビーナス組が消える[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのタチアナ・マリア

現地7月3日の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会7日目、女子シングルスではグランドスラムチャンピオンがまた一人消えている。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが伝えた。

女子シングルスでは4回戦が始まり、準々決勝に進む8人のうち4人が決定。そのうちシード選手は第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)だけで、残る3枠はすべてノーシード選手が占めている。

ジャバーと第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)による対戦では、1時間以上に及んだ第1セットでメルテンスの5つのセットポイントをしのいだジャバーがこのセットを取る。これで優位に立ったジャバーがそのままストレート勝ちを収め、「ウィンブルドン」で2年連続となるベスト8入りを果たした。前哨戦の「WTA500 ベルリン」で優勝したジャバーは、9連勝としている。

世界2位のジャバーはグランドスラムで準々決勝より先に進んだことはまだないが、ボトムハームでは唯一のトップ65以上の選手となる。「このままの流れを続けていきたい。グラスコートでプレーするのは大好きよ。自然とのつながりを感じられるから。決勝まで進めればいいわね」

一方、第12シードで元全仏女王のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、世界ランキング103位のタチアナ・マリア(ドイツ)に7-5、5-7、5-7の逆転負け。二人の娘を持つ34歳のマリアは、2回戦から第26シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、オスタペンコと、3試合続けてシード選手を退けている。オープン化以降で「ウィンブルドン」準々決勝に初めて進んだ選手としては最年長となった。

ほかには、世界66位のマリー・ブーズコバ(チェコ)と世界97位のユレ・ニーマイヤー(ドイツ)も、マリアと同じく初のグランドスラム準々決勝進出を果たしている。23歳のブーズコバはグランドスラムでこれまで2回戦より先に進んだことがなかったが、元世界4位で「WTA250 バッドホンブルク」からグラスコート8連勝中だったカロリーヌ・ガルシア(フランス)に勝利。今大会でまだ1セットも落としていない。一方、22歳のニーマイヤーは、先月の「全仏オープン」でグランドスラムデビューを飾ったばかりで、これが2回目のグランドスラム本戦出場。それにもかかわらず、センターコートで地元の期待を背負う世界121位のヘザー・ワトソン(イギリス)を破ってみせた。「1勝できればいいなと考えていたのに、準々決勝進出なんて…なんと言えばいいかわからない。現実のこととは思えないわ」

女子ダブルスでは2・3回戦が行われ、第8シードの青山修子(日本/近藤乳業)/チャン・ハオチン(台湾)ペアと第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)ペアがベスト8入り。一方、第3シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)ペアは3回戦敗退に。

混合ダブルスでは1・2回戦が行われる中、第3シードのニコラ・マウ(フランス)/ジャン・シューアイ(中国)ペアが、ジャック・ソック(アメリカ)/ココ・ガウフ(アメリカ)ペアにストレート負け。また、ワイルドカードで出場していたジェイミー・マレー(イギリス)/ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)ペアは5回のマッチポイントを決められず、ジョニー・オマラ(イギリス)/Alicia Barnett(イギリス)ペアに6-3、4-6、6-7[16-18]で競り負けた。

そしてジュニア女子では二人の日本人が1回戦を突破。ジュニア世界55位で15歳の木下晴結(日本/LYNX TA大阪)、世界44位で16歳の石井さやか(日本/HSS)は、それぞれ世界88位で16歳のKaitlin Quevedo(アメリカ)、第12シードで世界26位、15歳のTereza Valentova(チェコ)をストレートで下している。

大会7日目、女子シングルスと女子ダブルス、混合ダブルス、ジュニア女子の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<女子シングルス>
【4回戦】

●エリース・メルテンス(ベルギー)[24] 6-7(9) 4-6 〇オンス・ジャバー(チュニジア)[3]

〇タチアナ・マリア(ドイツ) 5-7 7-5 7-5 ●エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[12]

●ヘザー・ワトソン(イギリス) 2-6 4-6 〇ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)

〇マリー・ブーズコバ(チェコ) 7-5 6-2 ●カロリーヌ・ガルシア(フランス)

<女子ダブルス>
【3回戦】

〇青山修子(日本/近藤乳業)/チャン・ハオチン(台湾)[8] 6-4 4-6 7-6[10-3] ●アリソン・リスク(アメリカ)/ココ・バンダウェイ(アメリカ)

●キルステン・フリプケンス(ベルギー)/サラ・ソリベス トルモ(スペイン) 6-7(2) 4-6 〇バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[2]

●ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)[3] 4-6 3-6 〇ダニエル・コリンズ(アメリカ)/デズレイ・クラブチェク(アメリカ)

<混合ダブルス>
【2回戦】

●マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)/エレン・ペレス(オーストラリア) 5-7 2-6 〇ニール・スクプスキー(イギリス)/デズレイ・クラブチェク(アメリカ)[2]

●ニコラ・マウ(フランス)/ジャン・シューアイ(中国)[3] 4-6 6-7(3) 〇ジャック・ソック(アメリカ)/ココ・ガウフ(アメリカ)

●ジェイミー・マレー(イギリス)/ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ) 6-3 4-6 6-7[16-18] 〇ジョニー・オマラ(イギリス)/Alicia Barnett(イギリス)

<ジュニア 女子シングルス>
【1回戦】

●Tereza Valentova(チェコ)[12] 1-6 3-6 〇石井さやか(日本/HSS)

〇木下晴結(日本/LYNX TA大阪) 6-3 7-6(3) ●Kaitlin Quevedo(アメリカ)

〇Liv Hovde(アメリカ)[1] 6-4 6-1 ●Ana Candiotto(ブラジル)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのタチアナ・マリア
(Photo by Frank Molter/picture alliance via Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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