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アルカラスはシナーに敗れる。ジョコビッチ、ノリーらがベスト8[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのアルカラス

現地7月3日の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会7日目、男子シングルスでは第5シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がベスト8入りを逃した。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが伝えている。

19歳のアルカラスは4回戦で第10シードの20歳ヤニク・シナー(イタリア)と対戦。両者はグランドスラムで2度ベスト8を経験しているが、「ウィンブルドン」ではほぼ実績がなく、これが初めての4回戦だった。

試合が動いたのは第1セットの第4ゲーム。シナーのショットが深いこともあってアルカラスはショットがうまく決まらず、最後は得意のドロップショットがネットを越えずにサービスゲームを落とす。これで流れを掴んだシナーが第1セット途中からなんと7ゲームを連取し、最初の2セットを取った。ブレークチャンスすらほとんど作れないアルカラスは、第3セットでシナーのマッチポイントを2つしのぎ、タイブレークの末になんとか1セットを返す。しかしアルカラスは続く第4セット、またもやドロップショットが失敗したこともあり第4ゲームでブレークを許してしまう。アルカラスはこのセットでは6回のブレークチャンスを作ったが、いずれもモノにできず。シナーのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで得た機会も、フォアハンドをネットにかけてしまった。結局シナーが6-1、6-4、6-7(8)、6-3で勝利し、2020年の「全仏オープン」、今年の「全豪オープン」に続いてグランドスラムでは3度目、「ウィンブルドン」では初のベスト8進出を決めている。

第3セットでのマッチポイントを逃していたシナーは、「マッチポイントを迎えたのに(それを決められず)、その後もプレーを続けなければならないのはきついね」と振り返りつつ、「ベストを尽くしたけど、これもテニスの一部だ。序盤は苦しんだけど、うまく反応することができて良かったよ。次の試合でもいいプレーができたらいいね」と述べている。

そんなシナーと準々決勝で当たるのは、4連覇を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)。ジョコビッチはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する世界ランキング104位のティム・ファン ライトホフェン(オランダ)に第2セットを奪われながらも4セットで勝利し、「ウィンブルドン」での連勝を25に伸ばした。この結果、グラスコートでの連勝記録でロッド・レーバー(オーストラリア)を抜いている。なお、最高記録はロジャー・フェデラー(スイス)の65連勝。

そのほかには、グランドスラムでこれまで3回戦より先に進んだことがなかった第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が、第30シードのトミー・ポール(アメリカ)をストレートで下し、地元選手としては2017年のアンディ・マレー以来5年ぶりとなるベスト8。そして元世界7位のダビド・ゴファン(ベルギー)は、第23シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)とのフルセットを制し、「ウィンブルドン」では2019年に続いて2度目、グランドスラム通算では4度目の準々決勝進出。昨年は足首や膝の怪我に苦しんだこともあり、今回の躍進は感慨深いと語っている。「とても大きいよ。去年は怪我を抱えていて厳しかったからね。でも今年、僕はより強くなって戻ってきた。自分の最高レベルを取り戻すためにものすごく努力したんだ。ここ“ウィンブルドン”では2019年以来プレーしていなかったから、こうして大好きなこの大会に戻ってきて4勝できるなんて信じられないよ」

一方、2・3回戦が行われた男子ダブルスでは、第1シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)ペアをはじめとした上位シード勢が勝利。

6日目から始まったジュニア男子では、日本の17歳、世界51位の松岡隼(日本/桜田倶楽部)と17歳で世界73位のジョーンズ怜音(日本/暁中学校)が1回戦敗退に。また、「全仏オープン」で優勝した16歳の世界3位、第1シードのGabriel Debru(フランス)が2回戦へ進出している。

大会7日目の男子シングルス、男子ダブルス、ジュニア男子の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<男子シングルス>
【4回戦】

〇ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-2 4-6 6-1 6-2 ●ティム・ファン ライトホフェン(オランダ)

〇ヤニク・シナー(イタリア)[10] 6-1 6-4 6-7(8) 6-3 ●カルロス・アルカラス(スペイン)[5]

〇キャメロン・ノリー(イギリス)[9] 6-4 7-5 6-4 ●トミー・ポール(アメリカ)[30]

〇ダビド・ゴファン(ベルギー) 7-6(3) 5-7 5-7 6-4 7-5 ●フランシス・ティアフォー(アメリカ)[23]

<男子ダブルス>
【3回戦】

〇ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)[1] 4-6 6-4 6-3 6-4 ●ラファエル・マトス(ブラジル)/ダビド・ベガ エルナンデス(スペイン)[16]

●ロイド・グラスプール(イギリス)/ハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)[15] 4-6 6-7(6) 6-4 6-2 3-6 〇ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)[2]

〇フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)[6] 6-1 6-4 6-4 ●ラドゥ・アルボット(モルドバ)/ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)

<ジュニア男子>
【1回戦】

●松岡隼(日本/桜田倶楽部) 4-6 3-6 〇Aidan Kim(アメリカ)

〇Alexander Frusina(アメリカ) 6-3 4-6 6-4 ●ジョーンズ怜音(日本/暁中学校)

〇Gabriel Debru(フランス)[1] 6-0 6-1 ●(イギリス)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのアルカラス
(Photo by Stringer/Anadolu Agency via Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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