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キリオスがチチパス撃破!「最高の出来」のナダルも4回戦へ[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのキリオス

現地7月2日に行われた「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会6日目、男子シングルスでは元世界ランキング13位のニック・キリオス(オーストラリア)が第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を破り、ベスト16入りを果たした。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが伝えている。

キリオスは序盤からアンダーサーブをはじめとしたトリッキーなショットも交えつつ、観客を沸かせる。しかしチチパスは感情を表に出さず、冷静に対応。チチパスが4回あったブレークチャンスをモノにできないまま第1セットはタイブレークに突入するが、キリオスがもったいないミスを重ねたことでチチパスがこのセットを取る。キリオスは第2セットに入るとサービスゲームの精度を上げ、5-4で迎えた第10ゲームでチャンスを逃さずセットカウント1-1とする。メンタル面が課題のキリオスは途中、判定のミスやチチパスのチャレンジのタイミングに苛立った様子も見せたが、試合の後半はそれをエネルギーに変えて見事なプレーへと昇華させた。一方のチチパスはしばらく冷静さを保っていたものの、第3セット途中にボールを故意に強く叩いたとしてポイントペナルティを科された際には主審と揉める場面も見られた。結局キリオスは一度もブレークを許すことなく、6-7(2)、6-4、6-3、7-6(7)の逆転勝利を飾っている。

これでチチパスとの対戦成績を4勝1敗としたキリオスは「いい雰囲気の中で素晴らしい試合ができた。彼とは数週間前にも対戦したけど、難しい試合になることはわかってたよ。勝ててとにかく嬉しいね。彼は何度か苛立っていたようだけど、テニスでは仕方のないことさ」と述べている。

第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は1・2回戦では1セットずつ落としていたが、第27シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦した3回戦では6-1、6-2、6-4のストレート勝ち。「今大会ここまでで最高の出来」(ナダル)を披露し、2時間あまりで試合を締めくくった。

地元イギリス勢は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する世界132位のリアム・ブローディが第19シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れたことで、ベスト16に残ったのは5日目に勝利した第9シードのキャメロン・ノリーのみとなってしまった。それに対し、アメリカ勢は前日に勝利した第23シードのフランシス・ティアフォーと第30シードのトミー・ポールに続いて、第11シードのテイラー・フリッツ、世界56位のブランドン・ナカシマの4人が4回戦に進出。これは「ウィンブルドン」では1999年大会以来に多い数となる。

一方、男子ダブルスとこの日始まったジュニア男子ではシード勢が順当に勝ち進んでいる。

大会6日目の男子シングルス、男子ダブルス、ジュニア男子の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<男子シングルス>
【3回戦】

●ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)[27] 1-6 2-6 4-6 〇ラファエル・ナダル(スペイン)[2]

〇ニック・キリオス(オーストラリア) 6-7(2) 6-4 6-3 7-6(7) ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4]

●アレックス・モルチャン(スロバキア) 4-6 1-6 6-7(3) 〇テイラー・フリッツ(アメリカ)[11]

〇アレックス・デミノー(オーストラリア)[19] 6-3 6-4 7-5 ●リアム・ブローディ(イギリス)

●リシャール・ガスケ(フランス) 5-7 6-2 6-7(7) 1-6 〇ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)[21]

〇クリスチャン・ガリン(チリ) 6-2 6-3 1-6 6-4 ●ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)[29]

〇ブランドン・ナカシマ(アメリカ) 6-4 6-4 6-1 ●ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)

●ジャック・ソック(アメリカ) 2-6 6-4 7-5 6-7(4) 3-6 〇ジェイソン・クブラー(オーストラリア)

<男子ダブルス>
【2回戦】

〇ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)[1] 6-4 6-4 6-4 ●ファブリス・マルタン(フランス)/ユーゴ・ニス(モナコ)

●ニコラス・モンロー(アメリカ)/トミー・ポール(アメリカ) 2-6 6-3 3-6 2-6 〇ニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)[2]

●ジョアン・ソウザ(ポルトガル)/ジョーダン・トンプソン(オーストラリア) 6-7(2) 5-7 4-6 〇ジョン・ピアース(オーストラリア)/フィリップ・ポラセク(スロバキア)[7]

〇ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)[9] 6-4 7-6(4) 7-5 ●ニコラ・チャチッチ(セルビア)/アンドレア・ババッソーリ(イタリア)

<ジュニア男子>
【1回戦】

●Henry Searle(イギリス) 4-6 6-7(4) 〇Jakub Mensik(チェコ)[2]

●Jeremy Jin(オーストラリア) 4-6 3-6 〇Mili Poljicak(クロアチア)[3]

〇Gonzalo Bueno(ペルー)[4] 6-4 6-2 ●Juan Manuel La Serna(アルゼンチン)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのキリオス
(Photo by Frey/TPN/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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